買取・下取 カメラのナニワ なんばマルイ店

【カメラ専門店が提案する】中古カメラを買うときに気を付けたいポイント【デジタルカメラ編】

カメラのナニワなんばマルイ店の須田です。

今回は以前に書いた中古レンズの買い方Q&Aの続編になります。

中古デジタルカメラを購入する際にで気を付けるべきポイントをまとめてます。

中古レンズを購入の際気を付けたいポイントはこちらを参照ください。

ひとつずつ順番に解説していきたいと思います。

①センサーの汚れ
デジタルカメラ センサー

デジタルカメラを中古で購入する場合、真っ先に確認すべきはイメージセンサーが綺麗な状態かどうか、です。

イメージセンサーにホコリやチリ、汚れなどが付着していると、撮影の際に影響が出てしまいます。
このように、イメージセンサーに異物や汚れが付着していると、写真にうつりこんでしまいます。

このセンサー汚れを確認する方法ですが、F値を大きくし、絞って撮影するとセンサー部に汚れがあるかどうか確認することができます。

さて、このセンサー汚れなのですが、除去するにはどうすればいいかというと、各メーカーのメンテナンスにてセンサークリーニングのサービスを受けることが一番無難です。

ご自身でセンサークリーニングすることも可能ですが、オススメできません。

センサー部は特に繊細な箇所になるので少し強めにこすっただけでも思わぬ故障の原因になりかねません。

普段よりレンズ交換をよくされる方は、ブロアーなどで、チリやホコリを飛ばし、センサー内が汚れないよう気を付けることが大事です。

また、カメラボディにセンサークリーニング機能がある場合、その機能を用いることで異物を除去できる可能性もあります。

とくに最近のミラーレス一眼レフカメラは、レンズを交換する際にセンサーがむき出しに
なってることが多いので、それだけセンサーに汚れが付きやすくなっています。

購入の際は、イメージセンサーが綺麗な状態かを気にしておきましょう。

②シャッター回数


カメラにはシャッター耐久回数というものがあります。

「この回数まではシャッターを切っても壊れませんよ」という目安の数字であり、この回数を大きく超えると故障のリスクが高くなります。

これをふまえ、「このカメラで実際に何回シャッターを切ったか」をシャッター回数と呼びます。車に例えるなら、走行距離にあたりますね。

中古品のデジタルカメラを購入するにあたって、このシャッター回数を知っておくと故障のリスクを回避しやすいです。

このシャッター回数を調べる方法ですが、一般的なのは、撮影した画像からデータを読み取って調べる方法です。

シャッター回数を確認できるWebサイトがあり、画像をアップロードするだけで調べることができます。

しかし、あくまで「データ上では○○回シャッターを切っていることになっている」という話にすぎませんし、メーカーや機種によってはそもそもこれを確認できない場合も。

あくまで目安程度に考えておいてください。

また、カメラによっては特定の操作手順でコマンド入力するとシャッター数を調べることができる機体もあります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。
カメラボディでシャッター回数を確認する方法*OLYMPUS*編

これらの方法でシャッター数を知ることにより、カメラがあとどれくらい使えるか、などの目安にすることができます。

カメラのシャッター数が気になる方は、店舗スタッフへお気軽にご質問ください。ただし、分からない場合もありますのでその点はご了承ください。


③ダイヤルの滑り
カメラ ダイアル

これは、カメラのボディの絞りやシャッタースピードをコントロールするダイヤルが"滑る"症状です。

この”滑る”症状とは、ダイヤルの数値を1段階上下させただけなのに2段階動いてしまったり状態によっては数値が動かなかったりする症状です。

どうしても一眼レフ・ミラーレスカメラはこのダイヤル部を操作する撮影が多いため、こうした動作の問題が起こる場合があります。

なので中古デジタルカメラをチェックする場合はこのダイヤル部分を重点的にチェックすることが望ましいです。

④チルト・バリアングル液晶の破損

近年のデジタルカメラではローアングル・ハイアングルの撮影がしやすいように、液晶部分がチルト式・バリアングル式のものになっているカメラが多いです。

しかしこの可変式の液晶は、局所的な衝撃を受けることに弱い部位となっています。

例えばチルト式の液晶では、液晶部を支えるアングル部分が思いのほか、小さく、細い部材を使っていることが多いので、この部分が割れてしまうケースがあります。
メーカー問わず、チルト式液晶はどうしても細い部材の傾向が高い。また、バリアングル液晶では、開閉すると通常であれば、液晶の表示が動きに応じて
反転するはずがしなかったりと、液晶部に異常が出ている場合もあります。
バリアングル液晶そうした異常がみられる場合、撮影しづらくなりますので注意しましょう。

⑤各ボタンの反応

デジタルカメラには、多くのボタンがあります。

中には、撮影のたびに何百回と押されるボタンもあります。

シャッターボタンもその一つで、撮影のたびに使用されるボタンなので、確認のためシャッター時のフィーリングを試す必要があります。

中には、通常よりもシャッターボタンのリリースが硬かったりする場合があります。

その他のボタンで言うと、再生表示ボタンや、十字キー、親指AFボタンなど、よく使われる部位のボタンはしっかりと確認しましょう。

⑥その他気を付けるべきポイント


その他にも気を付けるべきポイントとして、付属品が揃っているのかも重要です。バッテリー充電器などの必需付属品がついているかは必ずチェックしましょう。

また、バッテリーが付属したとしても、純正品ではない場合もあります。純正品であったとして、消耗してしまっていて使い物にならない場合も。

中古デジタルカメラを購入する場合、こうしたチェックする項目が多岐にわたります。

今回取り上げなかった部分的な不具合も多数あり、機種ごとに特有の「持病」があるケースも。

ナニワグループでは、カメラに詳しいスタッフが多数在籍しておりますので、細かなチェックや評価をさせていただきます。

気になるカメラがございましたら、お気軽に店頭スタッフへお声かけくださいませ。

またお電話等にてご相談も随時お受けいたしておりますので、ショップスタッフもしくは、オンラインショップへご連絡くださいませ。

カメラのナニワなんばマルイ店では、撮影方法や機材の相談も専門スタッフが
丁寧にご案内させていただきます。

この記事に関するお問い合わせは・・・なんばマルイ店 須田まで♪

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