こんにちは、カメラのナニワなんばマルイ店 須田です。
本日は、以前に書いた【単焦点レンズ編】の続きといたしまして、【ズームレンズ編】を
お送りしたいと思います。
今回もフジ愛豊かな弊社スタッフのブログを読みながら、Xシリーズのズームレンズを振り返りたいと思います。
XF8-16mmF2.8 R LM WR
XF10-24mmF4 R OIS
XF16-55mm/F2.8 R LM WR
XF18-55mm/2.8-4 R LM OIS
XF16-80mmF4 R OIS WR
XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
XC16-50mmF3.5-5.6 OIS Ⅱ
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
まとめ
XF8-16mmF2.8 R LM WR
まず現在フジフイルムズームレンズの中で最広角ズームレンズの8-16mm画角(35mm換算12-24mm)。
他社レンズでの俗称「大三元レンズ」にあたる最高ランクのズームレンズ群「レッドバッジ」シリーズの一本です。
単体での商品レビューはなく、撮影地情報からのご紹介です。
こちらのレンズ、F2.8の明るさによるボケ味と広角レンズ特有のパースの効いた撮影が可能となります。
大口径広角レンズゆえに805gとかなり重く、取り回しはやや悪め。
X-H1や、X-T4にパワーバッテリーグリップを装着して、しっかりとホールド感を増してから撮影に臨みたいところです。
XF10-24mmF4 R OIS
撮影地紹介~滋賀県高島市マキノ町「メタセコイア並木道」
こちらも撮影地情報より。
道路沿いにず~っと続くメタセコイア並木が強烈なパースで表現されて、XF10-24mmの良さがいっぱいのブログでしたので、ピックアップしました。
こちらのレンズ、35mm換算で15-36mmと広角ながら歪みも少なく、フジの広角レンズの底力を感じます。
前述のXF8-16mmF2.8と比べると開放F4と1段分暗いですが、重さ385gと非常に軽量です。
フジXマウントで広角ズームをご検討されている方にまずおすすめしやすい一本ですね!
XF16-55mm/F2.8 R LM WR
フジフイルム XF16-55mm/F2.8 R LM WR 使用レビュー
フジXマウントの大三元レンズもとい、「レッドバッジ」シリーズの定番レンズと言えば、こちらのXF16-55mm F2.8通しのレンズではないでしょうか。
標準画角で使いやすく、なおかつF値がズーム全域で2.8と明るいレンズです。
ポートレート撮影から、風景撮影までなんでもこいのオールマイティレンズ。
ただし少し大きな鏡筒なので、しっかり大きめのボディのほうがしっくりくるかと思います。X-T10~30とかだと少しフロントヘビーになりそうですね。
また、手振れ補正も入っていません。ボディ内手振れ補正の入っていない機種で使用する際にはご注意ください。
実は、私も撮影地情報のブログを書いたときに,この16-55mmを使わせてもらいました。
ボケ味さすが!っておもいながら、カニを食べていたことを思い出します。
(カメラを触るときはちゃんと手を拭いてます。)
そういえば、タラバガニは実はカニではなくヤドカリの仲間だと知った2020年でした。
XF18-55mm/2.8-4 R LM OIS
フジ XF18-55mm/2.8-4 R LM OIS 商品レビュー
FUJIFILMの標準ズームレンズであり、レンズキットなどで購入して使用している方も多いのではないでしょうか?
「キットレンズ」の印象と言えば、少し良くない言い方をするとチープなものと見なされがち。
しかし、この18-55mmは金属鏡筒、F値2.8始まり、手ブレ補正機構搭載、高速モーター搭載とかなり優秀なスペック。しかも描写も優れています。
なにかの雑誌で「このレンズはキットレンズじゃなくてセットされるべきレンズや」と書いてたのを思い出しました。
初めてのXマウントレンズとして手に入れて、後々まで使っていけるものとなっております。
ちなみに初期型は日本製、中期型は中国製、後期型はフィリピン製です。
あなたの18-55mmはどこ製でしょうか?
XF16-80mmF4 R OIS WR
35mm換算24-120mmのレンズ。
こちらのレンズレビュー末尾でXF18-135mmとの比較をしておりますが、望遠側が弱くなる一方で,広角側が16㎜で2mm違うのは数字で見るより使い勝手が良い模様です。
また、XF18-135mmの手振れ補正が5段分なのに対し、XF16-80mmは6段分とより強力です。
換算24-120mmのレンズは他のメーカーもよく扱っている画角にはなるので、馴染み深いレンズであるかとも思います。被写体やシーンに合わせてお選びください。
XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR
商品レビュー:XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR
さて、先ほどのXF16-80のお話に出てきたXF18-135mmです。
XF16-80mmと比べると望遠機能に優れ、かなり広い範囲をカバーすることができます。
私も18-135mmのレンズを使ったことがあるのですが、やはりこの手の高倍率ズームレンズは、とても使いやすいんですよね。
レンズの交換が面倒だったり、旅先でいっぱいレンズ持っていけないな、そんな時に活躍するレンズになります。
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
フジフイルム XF50-140mm/F2.8R LM OIS WR 使用レビュー
「レッドバッジ」シリーズ望遠ズームの50-140mm。
大口径ズームレンズ特有のシャープな描写と、やわらかいボケ味が魅力。空気感をそのまま切り取ってくれる、そんなレンズです。
質量995gと他社製品の70-200 F2.8通しのレンズと比べて非常にコンパクトで、軽快に撮影に臨めそうです。
また、トリプルリニアモーター搭載の爆速AFも魅力的です。
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
フジフイルムXF55-200mmF3.5-4.8R LM OIS使用レビュー
こちらの記事は2015年に書かれたブログになります。
当時フジXマウントの望遠レンズのバリエーションは少なかったのですが、現在ではXF70-300mm、XC50-230mm、XF100-400mmなどの望遠ズームレンズの種類も大幅にラインナップが増えました。
また2022年には、XF150-600mmも発売となるか?!
フジフイルムレンズロードマップにて150-600の情報も掲載されていています。これからもフジの新作レンズが楽しみです!
さてこちらの55-200mmですが、2013年発売ながらAFの静音性や速度はもちろん申し分なく、そのボケ味も素晴らしい一本です。
お値段も手ごろなので、ご検討ください。
XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR
XF70-300mm F4.5-5.6 R LM OIS WR 使用レビュー
昨年2021年に発表された70-300mmのレンズです。
100-400mmは高価で手が出せないし……55-200mmは少し焦点距離が足りない……。
そんな待望に応えるかのように現れたこの70-300mm。
こちらのレンズレビューを書いた池田も「鉄道や飛行機などを撮影する上で、最低300mmは欲しい」と述べており、まさにかゆいところに手が届くスペックとなっております。
LM(リニアモーター)搭載で高速AF、WR(ウェザーレジスタンス)防塵防滴仕様。アウトドアにぴったりな望遠ズームレンズです。
ブログ内では、ネモフィラの写真が掲載されています。私は、ネモフィラを見に行く機会を何度も逃しているので、今年こそは絶対行くと心に決めています。
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
XF100-400mm/4.5-5.6 R LM OIS WR 使用レビュー
こちらが100-400mmの使用レビューブログです。
個人的には、X-T2で100-400mmを使っているこちらのブログの写真が迫力があって好きです。
現レンズラインナップの中で最望遠を誇る400mm。35㎜換算で150-600㎜相当とかなりの望遠性能を誇る1本です。
レンズロードマップにはXF150-600mmがあり、最望遠の地位は今後変わってしまうでしょうが、重さ等で使い分けが可能かと思います。
フジXマウントの有力な望遠ズームレンズとしての地位は変わらないのではないでしょうか?
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
こちらはXC15-45mmの直接的なレビューではないですが、作例が載っているので掲載させて頂いております。
金属鏡筒のXFシリーズとは異なり、プラスチック製で軽量・コンパクトなXCシリーズのレンズ。
その中でもこちらのXC15-45mmは、PZ(パワーズーム)機構を搭載したレンズになっています。
電動ズームなのでレンズをひねると手軽にズーミングが可能となっております。
ただ、たまにこの電動ズームなのですが、ひねりすぎると思った画角に定まらない……。そんな時があるかと思います。
実は、AF時にMFピントリングを回すと段階的にズームしてくれるのです。(ドヤ顔)
是非お試しください。
XC16-50mmF3.5-5.6 OIS Ⅱ
商品レビュー XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II
35㎜換算で24-75㎜相当の使いやすい画角で、195gと小型軽量なこちらのレンズ。ちょっとしたお散歩などに持って行きたいですね。
マクロモード搭載で近接撮影にも対応しており、カフェなどでテーブルフォトを撮るのにも重宝するでしょう。
ちなみに撮影地の新宿御苑は以前行ったことがあり、とても懐かしくまとめブログを書いております。
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
フジ XC50-230mm F4.5-6.7 OIS【冬の京都 猫撮影レビュー】
かわいいにゃんこです。
やはりズームレンズだと撮影しやすいのでしょうか。それとも猫の切り取りが上手なのか……。恐らくどちらもあるのでしょう。
こちらのXC50-230は望遠ズームながら375gと軽量で非常に取り回しが良いレンズです。
まとめ
Xマウントレンズレビューまとめ【ズームレンズ編】いかがでしたでしょうか。
今年2022年は、フジフイルムレンズロードマップでは、XF18-120mmとXF150-600mmが登場の予定です。
今年もフジフイルムの新作ズームレンズから目が離せません。
特にXF150-600mmはXF100-400mmの最望遠域を遥に超える焦点距離なだけに現在100-400mmを持っている方も気になる存在なのではないでしょうか。
カメラのナニワでは、フジXマウントシリーズ大好きスタッフが多数在籍しております故、是非お近くの店舗へお越しの際は、フジのカメラをぶら下げてお越しください。
(もちろんそれ以外のメーカーでも大歓迎です!)
また、カメラのナニワなんばマルイ店では、撮影方法や機材の相談も専門スタッフが丁寧にご案内させていただきます。
この記事に関するお問い合わせは
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