お久しぶりです。カメラのナニワなんばマルイ店 須田です。
写ルンですが大流行りの昨今。
当店でも写ルンですを在庫しているものの、供給が間に合わない。そんな時がございます。
お客様A「写ルンですありますか?」
私 「もうしわけございません……売り切れていまして……」
お客様B「写ルンですありますか?」
私 「もうしわけございません……只今在庫をきらしておりまして……」
お客様C「写ルンですありますか……」
私 「もうしわけございません……」
と、写ルンですをお買い求めのお客様に残念なお知らせをしてしまうこともございます。
そんな写ルンですのブームの最中、わたくしが人知れず熱視線を送っている商品がございます。
それがこの「Simple Use Film Camera ( Color Negative 400)」
ロモグラフィーが取り扱う、レンズ付きフィルムです。
※ちなみに、「写ルンです」などのカメラは「使い捨てカメラ」ではなく「レンズ付きフィルム」と呼ばれます。現像に出された写ルンですは回収して再利用されています。どうでしょう。なんか海外雑貨ぽくてかわいくないですか。
こちらはなんと、フィルムを再装填してまた使えるインスタントカメラなのです!
※ただし、再装填時の不具合は初期不良対象外です。ご注意ください。
さて、このロモグラフィーシンプルユースの特長を挙げてみたいと思います。
【3つの特徴】
特長① 36枚撮影できる
写ルンですが27枚撮りなのに対して、ロモグラフィーのインスタントカメラが36枚撮影できます。
私も36枚撮影したのですが、これがなかなかの多さ。
いっぱい写真を撮りたい人にオススメです☆
特長② カラーフィルターがついている
これぞロモグラフィーシンプルユースの最大の特長ではないでしょうか。
フラッシュ部分にカラーフィルターがついており、フラッシュ発光時にフラッシュの色を変更できます。
これにより写真の色味を変えることができるのです。
私も試写時に、カラーフィルターを使ってみたのですが、なかなか上手に撮影できませんでした。
使いこなせれば面白い写真が撮れるはずです。
特長③ フィルムを入れ替え可能ロモのインスタントカメラは撮影後、なんとフィルムを再装填して使うことが可能です。(ただしフィルムの再装填後はメーカー・販売店保証外)
↓ロモグラフィーのフィルム再装填の方法は、詳しくはホームページをチェック。保証の詳細についても記載があります。
https://www.lomography.jp/magazine/328663-lomography-simple-use-film-camera-suc-how-to-use
【撮影方法】
撮影は簡単。写ルンです、とほとんど変わりない使い方です。
- 巻き上げダイヤルを止まるまで回します
- 撮影被写体から約2メートル離れましょう
- あとはシャッターを押すだけ。夜間や室内、暗所での撮影時は、フラッシュを使用しましょう。
写ルンですと少し違うのが、フラッシュ撮影の際、フラッシュチャージボタンを長押ししないとフラッシュが点灯しないところでしょう。
あとは①~③を繰り返し、36枚撮影したら現像に出しましょう。
ちなみに、今回は通常のカラーネガが入っているものを使用しましたが、世界が紫色に染まるロモクロームパープルや、緑がかった都会的な写真が撮れるロモクロームメトロポリスなどのフィルムが装填された状態で販売されている機種も。
では、ロモグラフィーシンプルユースで撮影した写真はどんな感じなの?
百聞は一見に如かず。作例を撮ってまいりましたのでご参考にくださいませ。
【作例】
青空がキレイな大阪中之島の一日でした。
ハト。
中之島のAppleを撮影。さて私が使っているスマホはどこのメーカーでしょう。
ヒントは、写真の中に隠れています。
夕暮れ時の中之島で一枚。
木のシルエットがキレイでした。木の枝葉が黒くつぶれて思い通りの写真になってくれました。
中之島と言えば薔薇園。深い赤のバラがキレイだったのでパシャリ。
とある公園でのスナップ。何もない庭でしょうか。僕にはなにもないことはない気がしました。
カーブミラーに写る自分を撮影。
恐らく隣の人はこの人なにしてるんだろうと、思っているに違いないです。
アロワナのぬいぐるみを発見! カラーフィルターの出番と閃いて閃めかせた一枚。
青フィルターを使ってフラッシュを発光させたので、全体的に青っぽい写りになっています。
もう少し引きで撮ればよかったです……。
なんかエモいかなと思って何気なく撮影しました。特にエモくなかったです。
新御堂筋の降り口すぐにある、とあるホテルののぼり旗です。
「YouTube見放題らしいし、ちょっと寄ってく?」が口説き文句らしいです。
アジサイの季節がやってきました。しかし少し寄りすぎたせいでボケてしまいました。
1~2m離れて撮影するのがベターと書いてありますが、2m以上離れて撮影するほうがベストでしょう。
いかがでしたでしょうか。
撮影するだけで、エモーい写真に仕上がるロモグラフィーのシンプルユースでした。
フィルム独特の柔らかい色の出方で、出来上がる写真が超エモくなります。
*私は、エモいとバエの違いが良く分かっておりません。とりあえず雰囲気でエモいとバエを使いわけております。
【ロモシンプルユース使用感想まとめ!】
①持っているだけでカワイイ。気分がなぜかあがります。
②36枚取れるので、いっぱい写真が撮れます。
③2mは離れて撮影しましょう。ゼッタイ。
④カラーフィルターは、使いこなすのが難しい(私の技術不足)
⑤フィルムを再装填して何度も使える。
カメラのナニワなんばマルイ店では、
撮影方法や機材の相談も専門スタッフが丁寧にご案内させていただきます。
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・・・なんばマルイ店 須田まで♪