こんにちは~! 編集長の中村です。
5月24日にCanonの新製品・EOS R7とEOS R10が発表されました!
本日、5月26日よりこの新製品2機種のタッチ&トライが開催されておりますので、こちらに参加して実機を触ってきた感想をお伝えしてまいります~!!
【EOS R7/EOS R10 タッチ&トライ】
今回、キヤノンフォトハウス大阪さまにお邪魔して参りました。
EOS 5D Mark IIにEF 50/1.8 IIというなんとも貧乏くさい機材で撮ったので歪曲収差がすごいですね。気にしないでください。
EOS R7/EOS R10 タッチ&トライは大阪も含めて全国4か所にて開催中です。
- キヤノンフォトハウス銀座
- キヤノンフォトハウス大阪
- キヤノンプラザ Sコミュニケーションスペース(品川)
- 名古屋支店 コミュニケーションスペース
期間は2022年5月26日(木) ~2022年6月11日(土)のあいだ。事前予約制です。
ちなみに、タッチ&トライの様子は撮影することができなかったため、大変申し訳ございませんが実機の写真などはこの記事に載せることができません……!!
ご容赦くださいませ。
【感想:EOS R7】
では、手短に実機を触ってみた感想をお伝えしてまいります。まずはEOS R7から。
2022年5月現在、Canonで現行品のAPS-Cサイズのカメラでミドルクラス相当のものは、デジタル一眼レフのEOS 90Dです。
すでに生産終了している製品として、APS-Cサイズのトップクラス機としてはEOS 7D Mark IIがあります。
しかし、こちらが現行品から外れている現在、Canonではハイアマチュア向けのハイエンドAPS-C機がすっぽり抜けていた形になります。
そこで今回、空白になっていたポジションを埋めるために登場したのが、こちらのEOS R7です!!
それも、かつてのハイエンドAPS-C機であるEOS 7D Mark IIとおなじ「7」の数字をいただいており、このカメラに対する相当な意気込みを感じられます。
まず、デザイン面で目を引くのが、サブ電子ダイヤル・マルチコントローラーが一体化してファインダー横に設けられている点でしょう。
ファインダーを覗きながら、露出補正やAFフレーム移動などがスムーズにできるようになっています。
実際にさわってみた感想としては、アナウンスの通り使いやすいし便利でした。
クリック感も適度に軽く、右手の親指でスムーズに露出やAFなどの設定を変えられるのは非常に快適ですね~。
個人的には重いカメラはあまり好きではないのですが、本体重量が約612g(バッテリー、カードを含む)と比較的軽量なのもいいところ。
わたくしが使用しているFUJIFILM X-S10の本体重量が約465gなのに比べるとやや重いですが……。
しかし、最大8段分の手ブレ補正・優秀なオートフォーカス・約15コマ/秒の高速連写性能が備わっているのはなかなか魅力的!
「もしかして……このカメラ買ったらワシも動きもの撮れるんじゃない!?」と正直思いましたね。
飛行機や鉄道を撮る気がなくても、動き回る子どもとか撮るのにも適しているでしょうし、お子さんの成長を記録するのにも向いているでしょう。
多くの人におすすめできる、かなり良いカメラだと思います!!
【感想:EOS R10】
続いて、EOS R10についても感想を。
先ほどのEOS R7がAPS-Cサイズのハイエンド機としての位置づけだったのに対し、こちらのEOS R10はエントリー機的な立ち位置の機種です。
EOS R7とEOS R10、この2つの機種を比べて最も大きな違いは、ボディ内手ブレ補正が入っているか否かになります。
EOS R7と異なり、こちらのEOS R10にはボディ内手ブレ補正が入っておりません。
その代わり、本体重量が約429g(バッテリー、カードを含む)と非常に軽量になっているのが魅力。
同じくボディ内手振れ補正を内蔵していないEOS RP(ただしフルサイズ機)が約485g(バッテリー、カードを含む)ですので、本当に軽いし取り回しのいい一台です。
マルチコントローラーとサブ電子ダイヤルは別々になっていますが、軽く触った感じだとそこまで操作には困らなそうな気がしました。
AF性能はEOS R7とほぼ変わらない水準のようですし、連写性能もEOS R7同様メカシャッターで約15コマ/秒の高速連写が可能なのはすごい!
「このEOS R10が1台あれば何を撮るのもそんなに困らないんじゃないかな」とこちらも素直に思えるほどの優秀なカメラだと思います。
【動き回る被写体を気軽に撮れるカメラ!】
ひとまず軽く触ってみた感想としては、両機とも「軽くて使いやすいカメラ」という感じでした。
最近はマイクロフォーサーズが強烈な追い上げをみせていることからも、APS-C機は少し地味な雰囲気が……。
たとえばSONYのα6600は2019年発売ですが、2022年5月現在で受注停止中となっています。
NikonはZ fcが2021年に発売されていますが、性能は2019年のZ50と同等ですので、これが実質的にAPS-C機では最新です。
そういう意味では、久々にド直球ハイスペックなAPS-C機が登場してきてくれたことが、個人的には嬉しかったり。
わたくしはFUJIFILMユーザーですし、APS-Cで基本満足している人間ですので。被写界深度稼げるし、望遠側に強いし。
そろそろお出かけもOKな雰囲気になってきた今日この頃、「新しくカメラとか買ってみようかしら……?」という方にはかなりおすすめしやすい1台だと思います。
ちなみに、センサーは「裏面照射式」とのアナウンスがありませんので、オールドレンズの母艦としてはあまり向いていなさそうです。
また、今回新しくAPS-C用のRF-Sレンズが2本登場しました。
しかし、今後RF-Sレンズのラインナップがどれくらい増えていくのかも不明ではありますので、広角レンズを使いたい方もちょっと購入するのを待ったほうがいいかと。
ちなみに、会場でご担当者にも確認しましたが、撮影時にクロップして疑似的に画角を望遠化する機能も搭載されていない模様です。
「APS-Cにフルサイズ焦点距離のレンズをつけてさらにクロップ」みたいな合わせ技ができないのはちょっと残念……。
とはいえ、「動き回る被写体を気軽に撮りたい」という方には文句なしにおすすめの1台だと思いますので、ぜひともご検討ください~!
ナニワグループオンラインでも予約受付中です!!
ちなみに、EOS R7/EOS R10 タッチ&トライに参加されたい方は、以下のサイトより事前予約をお願いいたします!
https://canon.jp/personal/experience/photohouse/info/r7r10event
それでは今回もお付き合いいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう!!