ナプキン社（イタリア）の魔法のインクレスペンを紹介します！

こんにちは　池袋店のカラサキです。

今回はイタリア・ナプキン社のフォーエバー ピニンファリーナ カンビアーノという長～い商品名で、ボールペンでも鉛筆でもない今までに無かった筆記具の中古品が入荷しましたので紹介します！！

メーカーブランドはナプキン社。2007年に創業した文具メーカーで、他に無い斬新で新しく美しいイタリアンデザインと言える商品を生み出してきました。

そして品名の一部ともなっているピニンファリーナ社は1930年創業。

あのフェラーリ、アルファ・ロメオなどなどのデザイン他、バイク、ライフスタイル商品まで幅広いデザインを手掛けています。

フォーエバーペンはこの2社が共同開発し生まれたインクレスペンです。
紙箱を開けると木製の立派なケースが登場。

ここ数年、日本では代表的な人気メーカーであったイタリアメーカーのデルタやオマスなどが残念ながら廃業となり、イタリアのペンを目にする機会が減ってしまいました。

こちらのペンの代理店はデルタなども扱っていたダイヤモンド株式会社ですが、ブランド名はナプキンではなくピニンファリーナと紹介されています。
木製のケースはペン立てともなります！

【メタルチップペン】
古くは中世から使われていた芸術的な筆記具で、レオナルド・ダヴィンチなどの著名な芸術家・哲学者にも愛用されていました。

これを普通紙にも描けるよう改良されて現代に蘇ったのがナプキンのフォーエバーペン。

インク・リフィル（替え芯）・鉛筆削り無しでほぼ永久に書き続けることが出来ます。

【なぜ書けるのか……？】
フォーエバーペンの芯先にあたる部分には「イサーグラフ」と名付けられた合金製のチップが採用されています。

筆記時にこの先端部が紙面との摩擦により瞬間的に酸化しサビのようなものを発生させて、これが紙にこびり付き、筆跡となる仕組みとのことです！！！
合金ペン先のアップです。

【結果】
実際、メモ用紙のロディアに書いてみました。すると鉛筆の濃さで9Ｈというペン先が、かなり硬く感じますが確かに書く事は出来ます。

ですが思った以上に薄くしか書けません。筆圧が弱い方では筆記に苦労するかと思われます。

この後にコピー用紙など、滑らかな紙に書いてみると、ほとんど書けませんでした。という事で、書く紙の質にもかなり左右される様です。

かなりの筆圧が必要ですので、どちらかというと文章を書くよりもデッサン・スケッチなどに向いたペンです。

ただし、鉛筆と違い、筆記後は消しゴムで消す事が出来ませんのでご注意ください。

【商品データ】