四季を撮る 【梅】 ~府中郷土の森博物館 梅園~

初めまして。銀座店アマガイです。

入社して早4か月……ブログを任せていただくことになりました。

今後、撮り溜めてきた四季を感じる風景を中心に、「近日見ごろになる!!」スポットをご紹介していきます。

撮例も盛りだくさんで掲載していくので、お出かけの参考にしてくださいませ。

それでは、第一弾 ご紹介するスポットは【府中郷土の森博物館 梅園】です!!

◆スポット情報
住所:東京都府中市南町6-32
電話番号:042-368-7921
ホームページURL:http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
交通アクセス:
 ・徒歩
  武蔵野線・南武線、府中本町駅から20分
  京王線・南武線、分倍河原駅より20分
  西武多摩川線、是政駅より20分
 ・バス
  京王線・南武線 分倍河原駅

  京王線 府中駅
利用料金:入場料大人300円、中学生以下150円

★ここがイイね!

①復元建築物
旧府中尋常高等小学校校舎を含む江戸時代から昭和初期の建物が移築・復元されており、ノスタルジックな写真が撮影できます。

②プラネタリウム
大人向けから、お子様向けの様々なプログラムがあります。

上映時間が45分なので、休憩スポットとしてもご利用いただけます。

◆作例
ここからは、実際に撮影した写真を掲載します。

撮影日は、2022年3月初頭です。夕方から、夜にかけて撮影いたしました。

まずは、梅園の全体が分かるものを3カット連続でご紹介です。
photo1 (F11 ISO100 10秒)
photo2 (F16 ISO100 10秒)
photo3  (F22 ISO100 20秒)
カメラデータ:Canon EOS 5D Mark III+EF14/2.8L II USM

広大な梅園には、太宰府天満宮から贈られた紅白の梅をはじめ、約120種1300本もの梅が植わっています。

まずは広角レンズのEF14/2.8L II USMで撮影いたしました。被写体に近寄って撮影すると、梅の枝ぶりに迫力がプラスされますね。

絞って撮影したのでライトの光芒がクッキリと写っています。

14㎜のレンズなので、ゴーストが写りやすいですね。特にphoto2の右下の様に、地面の黒の上に出てしまうと目立ちます。

※ゴーストとは?
強い光の反射が起こることによって、写真に円い光の帯のようなものが写り込む現象のこと。

photo4 (F4.5 ISO600 1/8秒) 焦点距離:100㎜
カメラデータ:Canon EOS 7D Mark II+EF100-400/4.5-5.6L IS II USM

同じくライトアップの写真ですが、ライトの暖色をそのまま残しています。

絞りも絞っているので、花のボケ感と枝のハイライトが目を引く不思議なイメージの1枚です。

続いて、比較的明るい時間に撮影したものもご紹介!!
photo5 (F2.2 ISO100 1/80 )
カメラデータ:Canon EOS 5D Mark III+EF50/1.2L USM
photo6 (F5 ISO100 1/15) 焦点距離:100㎜
カメラデータ:Canon EOS 7D Mark II+EF100-400/4.5-5.6L IS II USM

photo5とphoto6は両方前ボケを入れました。露出もオーバーによせて花びらの白が映えるようにしています。

前ボケに同色を持ってくるか、異なる色を配置するかで印象が変わりますね。

photo5は単焦点レンズのEF50/1.2L USMで撮影しましたが、このレンズのボケ感は凄いです!!!!

100-400mmで撮影したphoto6比較すると、大口径レンズならではのフンワリしたボケが美しいですね!
photo7 (F5 ISO100 1/80) 焦点距離:182㎜
カメラデータ:Canon EOS 7D Mark II+EF100-400/4.5-5.6L IS II USM

photo7はphoto6と同じ機材、EOS 7D Mark IIにEF100-400/4.5-5.6L IS II USMの組み合わせで撮影しました。

APS-Cのボディに暗めのF値のレンズで撮影しているためボケ感は劣りますが、ズームレンズならではの機動性&引き感は捨てられない!

遠くの木漏れ日を、182㎜で撮ることでF5であっても後ろの玉ボケがきれいに映えます。

photo8 (F4.8 ISO100 1/30秒) 焦点距離:153㎜
カメラデータ:Canon EOS 7D Mark II+EF100-400/4.5-5.6L IS II USM

少し、焦点距離を変えるとphoto8になります。

photo7にもあった木漏れ日の玉ボケに距離の異なる梅のボケ味も追加され、キラキラ感がUPしました。

同じ被写体もカメラや設定を変えるだけで全く違った写真になりますね!


◆まとめ
今回は、を被写体に作例をご紹介いたしました。

使用する機材や、設定を変えて撮影することで、全く異なる印象の写真をご紹介出来ました。

今年の梅の時期は、是非【府中郷土の森博物館 梅園】に足をお運びくださいませ!

◆使用機材のご紹介 
~15年来の相棒たちのご紹介~

ボディー
Canon EOS 5D Mark III
Canon EOS 7D Mark II

レンズ
EF14/2.8L II USM
EF50/1.2L USM
EF100-400/4.5-5.6L IS II USM

以上、銀座店のアマガイでした。