こんにちは~。編集長の中村です。
ブログでぜんぜん情報発信できないままCP+が終わりました!
インタビュー動画とブログをひとりで両方作るのは無理だって……。
「遅きに失した」感がありますが、会場レポートブログのほうを公開していきます……!!
今回はFUJIFILM・OMデジタルソリューションズ・Panasonicをご紹介してまいります!
【FUJIFILMブースの様子】
さて、まずはFUJIFILMブースのご紹介から。
われわれ『新世界』はFUJIFILM推しメディアですので、ワクワクしながらブースへ向かいます!
ブース入り口付近にはFUJIFILMのカメラ・レンズ製品がずらり。
レンズの並びの中には、少し前のXサミットで開発発表されていたGFX用ティルトシフトレンズの姿も!
実機ではなく、モックアップの参考展示だそうですが、もう形が出てくる段階なんですね。アツい!!
また、2本のレンズがシルエットだけ公開されていました。
GFX用のGF55mmF1.7とXマウント用のXF8mmF3.5だそうです!
XF8mmF3.5の写真を撮り忘れた……。申し訳ございません……。
普段からXマウントを使っているわたくしとしても、もっと単焦点の広角レンズが出てくれればいいのにな~と思っていたのでこれは期待大!
換算約12㎜とかなりの広角ですので、このレンズであればX-H2やX-T5の4020万画素を活かした広大な風景写真が撮れるのではないかと!!
そのほか、普段であればなかなか見られる機会のないシネマレンズなども並んでいました。
細かく調べてはいないのですが、展示を見る限り映画『トップガン マーヴェリック』でもFUJIFILMのシネマレンズが使われたようです!
ちなみにSONYブースでもSIGMAブースでも『トップガン マーヴェリック』関連の展示がありました。
大ヒット映画はやはりアピール力が違う。
ブース内ステージでは機材のタッチ&トライが行われており、ステージ内のモデルさん・ダンサーさんを撮影できました。
しかも、4台のカメラ同時録画のマルチレックでステージ内の様子を撮影しており、Xシリーズ第5世代機が動画性能も優れていることをアピールしていました!
ちなみにいままで情報をあまりちゃんとチェックできていなかったのですが……。
2023年春に予定されているアップデートで、X-H2SとX-H2はAdobeのクラウドサービスにカメラから直接データをアップロードできるようになるとのことです!
ファイルトランスミッター「FT-XH」を使用しなければなりませんが、撮影現場と編集現場が離れていてもスムーズなデータ受け渡しが可能になります。
今回のCP+でインタビュー動画を撮ってみて、録画&編集の分業フローやデータ受け渡しのめんどくささは嫌というほど身に沁みましたので……。
こんなすごい機能がFUJIFILMのカメラで使えるようになるんだ……と驚きました!!
楽しみですね~。
ちなみにミラーレス関連の展示はブースの半分で、もう半分はチェキコーナーとなっていました。
ゲームとコラボしたモデルなども出ており、世間的にはミラーレスよりもチェキのほうが受け入れられているのだなぁというところ。
こちらもご担当者様にインタビューした動画を公開しておりますのでご覧ください~!
【OMデジタルソリューションズブースの様子】
続いてOMデジタルソリューションズ OM SYSTEMのブースにお邪魔しました!
もっと冒険してぇ~!!
さて、今回のOMデジタルソリューションズブースは野鳥・自然風景・ネイチャーマクロというOM SYSTEMがターゲットとするコアジャンルに特化した展示になっていました。
ライブコンポジットや深度合成などのコンピュテーショナル フォトグラフィ機能を体感できるブース設計となっていました。
前にOM-5の新製品レビューを製作した際、実際に機能を試してみて凄さを実感しましたので、こういう実際に体感できるブース設計はとても良いと思います!
さて、今回の目玉となる新製品、CP+2023のさなか2月24日に発売されたM.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROも展示されていました!
驚異の最大撮影倍率4倍! テレコンバーター付きで最大8倍撮影まで可能な凄まじいマクロレンズです……!!
軽く触ってみたところ、被写体を見失いまくって全然上手く使えなかったのですが……。
また後ほどデモ機をお借りする予定ですので、きっちり作例を出せるようにアイデアを考えねば。
ボディはOM-5とOM-1のみ展示でした。
そういえばロゴが「OM SYSTEM」になってからはじめてのCP+リアル会場展示でしたっけ……!!
めでたい!!!
さて、こちらもインタビューをさせていただきました。どうぞご覧くださいませ!
【Panasonicブースの様子】
次はPanasonicのLUMIXブースです!
今回の目玉はもちろんこいつ。LUMIX S5IIですよ~!!
ついに待望の像面位相差AFが導入された、発売前から話題沸騰の新機種となります!
モデルさんがカメラの前で動いてAF追従性能をアピールする展示。
従来の空間認識AFのみでは苦手だった、近寄ったり遠ざかったりする被写体へのAF追従が改善されているのが分かります。
先日デモ機をお借りして実際に撮影してみた感じでは、かなりAF性能が良くなってる感じありますので、後日公開予定の製品レビューブログをお楽しみに!
なお、会場の実機はテストファームがあててあり、SNSで話題になった「AF-C中のEVFフレームレート問題」を解消してありました!
ファインダー表示を30fps・60fpsを選択できるようになっています。
ブースでお話を伺ったところ、CP+に間に合わせるために開発陣の方々がとても頑張ったとのことで……。
個人的には前の段階でも「ちょっとだけ気になるかな……」ぐらいでしたので、今回テストファームの入った実機を触ってぜんぜん文句なしの見え具合に感じました。
ファームウェアアップデートの公開はまだ先のようなので、すでに購入してお使いの方々はもう少しだけお待ちを~!
ちなみに、LUMIX S5IIxのほうはモックアップのみの展示でした。
がっつり動画を撮りたい方はこのXのほうが気になっているところでしょうが、まだ実機を触れるのは先になりそうです。
S5IIの話はこのぐらいにして、もうひとつのメイン展示機であるLUMIX GH6の話も。だいたい1年ほど前に発売された機種ですね。
今回、インタビュー動画をこちらのGH6で撮影してみましたが、軽くて手振れしづらく画質も綺麗なのでとても良かったですね~。
OM SYSTEMとは別の方向性でマイクロフォーサーズ機のメリットを生かしたカメラだと感じました。
……たま~にAFが不審な動きを見せることがあるのはご愛敬。
あくまで「たまに」ですよ?
おそらく、今後はマイクロフォーサーズ機のほうにも像面位相差AFが入ってくるのでしょうが……。
AF挙動が100点満点ではないにしろ、カラーグレーディング等の撮影後ワークフローを本気でやりたい方は、様々な動画形式をフォローしているGH6はいまなお魅力的な機種です。
ぜひご検討ください!
そして非常に残念なことながら、カメラの手配でちょっと手違いがありまして……。
部分的にGH6で撮った素材は使っていますが、PanasonicのインタビューだけGH6以外のカメラで撮ることになってしまったという……。
インタビューに限らず何でもそうですけど「段取り」ってやつが大事ですね。反省します……。
【まだまだ会場レポートは続きます!】
という具合にFUJIFILM・OMデジタルソリューションズ・Panasonicの3社のブースをご紹介いたしました!
インタビューした8社のうちまだ6社しかブログを公開できていませんのでマズい……!!
CP+開催期間中にもっと情報発信したかったですが、まぁこれが今のわたくしの限界ということでご容赦くださいませ……。
それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
引き続き次の会場レポートを順次公開していきますのでそちらでお会いしましょう~!!
※他企業ブースの様子はこちら
CP+会場レポート【Canon・Nikon・SONY編】
CP+会場レポート【TAMRON・SIGMA編】