こんにちは~。編集長の中村です。
今年もこの季節がやってきた!
春と言えば桜!!
大阪で桜と言えば「造幣局の通り抜け」!!!
昨年は余裕の抽選漏れで行けませんでしたのでルート案内ブログだけ作成いたしましたが……(以下参照)
今年は抜かりなく余裕を持って事前申し込みを行いました!
2023年の「通り抜け」は4月7日~13日の期間での開催でしたが、11日に行ってまいりましたのでその様子をレポートしてまいります~!!
【改めて沿革をおさらい】
【使用機材について簡単に解説】
【造幣局 入り口は南門】
【望遠レンズがあると便利】
【夕方に行くことのメリットとデメリット】
【「今年の花」はちょうど満開でした】
【北門から南森町へ】
【改めて沿革をおさらい】
さて、「通り抜け」という言葉を初めて聞く方のために、今回も大阪 造幣局の公式Webサイトよりの引用から始めましょう。
明治16年、時の造幣局長(遠藤謹助)の「局員だけの花見ではもったいない。大阪市民の皆さん方と共に楽しもうではないか。」との提案により、満開時の数日間、構内川岸の桜並木の一般開放が始まりました。
「通り抜け」という名前は、最初から付けられていた名前ではなく、観桜は一方通行で、引き返すことが出来ないところから、いつしか、「通り抜け」という名前が定着し、皆様方に親しまれています。
「造幣局:桜の通り抜けQ&A」より引用
https://www.mint.go.jp/faq-list/faq_sakura#faq2
※太字強調は筆者によるもの
明治16年は1883年ですので、140年もの歴史あるイベントです!
感染症予防対策の観点から3年間のあいだ中止になっていましたが、昨年2022年に再開されました!
しかし、昨年の開催は事前予約制となっており、わたくしは呑気に直前で申し込もうとして当然ながら満席予約不可になっておりました。
今年も事前予約制でしたので、昨年の失敗を無駄にしないためにも早めに申し込んで4月11日(火)の16時から入場の枠を無事に確保成功しました!!
今回は、大阪にやってきてようやく見られた「桜の通り抜け」の会場で撮ってきた写真をお見せしてまいります!!
【使用機材について簡単に解説】
裏面照射積層型の新型イメージセンサー・X-Trans CMOS 5 HSと新型画像処理エンジン・X-Processor 5を搭載した第5世代デバイス搭載機!
高速AF・高速画像処理に特化した機種で、本来であれば野鳥や鉄道などの動体撮影で本領を発揮するカメラですが……。
【造幣局 入り口は南門】
事前予約制で入場に制限がかかっているため、人の数はそこまで多くないような感じでした。
各地ですでにソメイヨシノは散ってしまっていますが、造幣局敷地内の桜は主に八重桜が多く、ソメイヨシノよりは少し遅めのタイミングで満開を迎えます。
若干ながら光が暖色寄りになってきていますが、まだ光線状況的には良好ですかね。
西日で桜の色が染まりきってしまわないうちにサクサク撮っていきましょう!
フィルムシミュレーションはスタンダードなPROVIAをチョイス。
空の青色や葉の緑色、桜の花の白やピンク色が自然な色鮮やかさで写せていい感じ!
敷地内の桜にはそれぞれ名前の書かれた札が掛けられていたり、木の側に名札が立てられていたりして、一本一本どの品種の桜なのか分かるようになっていました。
今回は急いで写真を撮って回っていたのでゆっくり品種ごとの特徴を調べたりできなかったのですが、来年以降はきちんとそれぞれの桜の特徴も調べてレポートしたいところ……。
【望遠レンズがあると便利】
X-H2S + XF16-55mmF2.8 R LM WR 53mm(換算80mm)
八重桜は花が大きくて派手なため、ソメイヨシノよりもアップで切り取って画になりやすいのが良いところです。
すごいもこもこ。撫でまわしたい。
枝ぶりの良い先端をいい具合に切り取れました。
望遠レンズがあれば木の手前の人だかりを回避して写真を撮りやすいですし、持っていく機材チョイスは望遠側を気持ち強めにしておいたほうがよいと思います。
一本一本の木がそこまで大きくありませんので、標準ズームの広角端でも撮るのに苦労しませんし。
1本だけレンズを持っていくあらば24-120相当のズームレンズなどのほうが良いのではないかと。個人的な感想ですが。
【夕方に行くことのメリットとデメリット】
X-H2S + XF16-55mmF2.8 R LM WR 26mm(換算39mm)
さて、「通り抜け」を南から北へと進んでいくのですが、いよいよ日が本格的に傾いてくると西側の建物が太陽の光を完全に遮って日陰になってしまっている箇所が多くなります……。
日陰になってしまうとどうしても写真にコントラスト(明暗差)がつきづらくなります。
これはこれでしっとりしていて綺麗なのですが、ややもすると「大人しすぎる」写真になりますね。
一方で、時折差し込む西日が桜の花をオレンジに染め上げてドラマチックに演出してくれる光景は極めて美しいです。
夕方に訪れることによるメリット・デメリットがありますので、撮りたい画と相談しながら来場予約の時間を調整することをおすすめします!
【「今年の花」はちょうど満開でした】
さて、造幣局では毎年「今年の花」として1つの品種をピックアップして紹介しています。
「今年の花」として選ばれた桜・松月(しょうげつ)は、ちょうど11日に満開を迎えていました!
日陰になってなかったらもうちょっといい感じに撮れたんだけどな……。残念。
造幣局の敷地内には何か所か松月が植わっていましたが、行った時間帯には日陰に入ってしまったものが多く……。
ふわふわで可愛らしい花を存分に見られたのは良かったのですが、「撮れ高」的には残念な感じになってしまいました。
来年は早めの時間帯をとって改善してきたいところ。
【北門から南森町へ】
出口の北門から、最寄りの南森町駅へ向かいます。
南森町駅につきましたので、ここから梅田に帰還しました。
という感じで、大阪に拠点を置く企業として春の風物詩「造幣局の通り抜け」はできる限り毎年撮影しに行って様子をお届けしたいと思います。
今年の反省を活かして来年はもっと撮れ高を稼ぐぞ!!
では、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう~!!
【おまけ】
御衣黄という品種だそうです。珍しい……。
【おまけ その2】
造幣局付近はけっこう高度を落として飛行機が飛んでいますので、ちょっと1枚撮ってみました。
70-300が軽いので、持っていてもまったく疲れないのが本当に良かったです。
X-H2Sの動体撮影能力が気になる方は、梅田中古買取センター 池田による以下の記事をどうぞご覧ください!
発売直後にわたくしもX-H2Sのレビューを書いております。
フィルムシミュレーション・ノスタルジックネガの解説もしておりますので、気になる方はぜひ読んでみてください~。