こんにちは~。編集長の中村です。
いかにもブログらしいブログ、身辺雑記です。
今回は、新しく買ったカメラのお話をしてまいります。
詳しい製品レビューは後日きちんと作成いたしますが、簡単な使用感ぐらいはお伝えできればと思いますのでどうぞお付き合いくださいませ。
【ついに動画用のカメラを購入!】
「動画撮影用のフルサイズミラーレスが欲しい」という話をこの前したと思いますが……。
※以下ブログ参照
さんざん悩んだ末に、SONYのZV-E1を購入しました。
正直、どのメーカーのどの機種を買うかで相当迷ったのですが……。
動画撮影時に外部モニターを使う前提ならビューファインダーは不要ですし、カメラは軽ければ軽いほうが良いのでこちらをチョイスしました。
まぁ……やはり最新製品のレビューをやってる人間がSONYのカメラをちゃんと使ったことないのはマズいよな、というところもあります。
とはいえ、α1とかα7R Vとかはいくら何でも高すぎて買えん、というしょっぱい事情もありまして……。
安いカメラを使ってちゃいけないので、編集長稼業もなかなか大変ですわ。
こちら、竹・さとうきび繊維・市場回収リサイクルペーパーなどを使ったソニー独自の再生紙「オリジナルブレンドマテリアル」ってやつを使っているそうです。
そういえばCP+のブースインタビューでも、環境問題への取り組みに言及されていましたね。
「イマドキの企業」って感じ。
一緒に購入したレンズ・FE PZ 16-35mm F4 Gの元箱と並べてみました。
いや……デザイン変わりすぎ……。
【開封していきます】
すごい箱がシンプル。そっけない感じで付属品とかも入ってます。
そしてボディのカラーバリエーションはもちろん……
白をチョイスしました!
いろんな人から「なんで黒じゃないの!?」と言われたのですが、「VLOGCAMは白」と古来から決まっていますから。
半年後ぐらいにはグリップとか黄ばんでそうで怖い。
ボディ以外の付属品はこんな感じ。
紙袋にはウインドマフが入ってました。モフモフ。
こいつもペットボトルをリサイクルして作った再生繊維でできているそうです。
バッテリーは大容量のZバッテリーを採用しています。これは正直ありがたいところ!
お出かけした時にちょこちょこ動画を回しながら1日使ってもバッテリー足りるので非常に助かります。
FE PZ 16-35mm F4 Gを装着したらこんな感じになりました。
フルサイズEマウントレンズで電動ズームを使用可能なのは、これ以外だとFE PZ 28-135mm F4 G OSSとかいうアホみたいにデカいやつのみ。
レンズ選びに迷わなくて済んだのでまぁ良しとしましょう。
【使用感をちょっとだけレビュー】
まずは静止画撮影時の使用感について。
こちらのZV-E1、α7S IIIがベースになっていますので暗所撮影能力はかなり優秀です。
EV -6まで検出可能ですので、水族館や夜景撮影など通常であれば暗くてAFが動作しづらい環境でもサクサク写真が撮れます。
高感度機ですのでISOをあげても画が破綻しづらいのは嬉しいところ。
上の写真、ISO 6400で撮影していますが、夕焼けのグラデーションもきれいに出てくれています。
ノイズがかなり目立ちやすいシーンでも6400ぐらいまでならわりと普通に使えるのは助かりますね~。
有効画素数が約1210万画素と最近のデジタルカメラにしてはかなり少ないことが気にかかる方もいらっしゃるかもしれませんが……。
わたくしは普段、FUJIFILM X-S10を画像サイズMに設定して約1300万(4416×2944)で撮影しています。
そもそもこの『新世界』ブログも、原則的に2560×1710(約430万ピクセル)の画像までしか掲載しておりませんので。
サイズが大きくて「重い」画像を掲載するとサイトの表示スピードが低下することもありますし、画像をアップロードするサーバーの容量にも限りがありますので……。
ちなみに、ZV-E1とα7 IV(約3300万画素)で露出揃えて同じレンズで簡単に比較画像を撮ってみたりしたのですが、PCのモニターで見るとけっこう違います。
特に細部のディテールや明暗のトーンの細かさにだいぶ差を感じました。
本格的に「写真」を撮って作品に仕上げたい方であれば、やはり画素数がある程度多いカメラを使ったほうがいいよなと再確認しましたね。
広角でダイナミックに撮って細部まで見せたい風景写真や、大きくトリミングして構図調整する動体撮影などは、画素数の少ないカメラが特に苦手な分野でしょう。
とはいえ、α7R Vに続いてAIプロセシングユニットを搭載したこちらのカメラ、AFがめちゃくちゃ早いので多少動き回る被写体でも難なく撮れます。
画素数が少ないぶんローリングシャッター歪みも発生しづらいですし、三脚を使えば野鳥撮影もなんとかやれそうな気がします。
今のところ試す気力がまだ湧いてきていないので、ビューファインダー無しでどこまで撮れるか分からんですけど。
ボディ内手ブレ補正つきで約483 g(バッテリー・メモリカード込み)という破格の軽さ・コンパクトさも良いところ。
やっぱりカメラは軽さが正義よ。
静止画撮影スペックに関しましては、「値段と画素数以外は完璧なコンデジ」といった趣です。 ※褒めてます
気になる動画性能について。
今のところ、プライベートで近親者の姿を撮った映像しかないので動画作例とかはお見せできませんが……。
ちょっと照明がいい感じにオシャレなカフェとか入って「シネマティックVlog」モードで撮るだけでも相当いい感じの動画が撮れます。
「S-Cinetone」がマジで良い。肌の色がかなり綺麗に撮れます。
手振れ補正「ダイナミックアクティブ」モードも、電動ジンバルに近いくらい画が止まるので驚きました。
その代わり、かなりクロップはかかってしまいますけど。
「オートフレーミング」「フレーミング補正」はまだあまり使えていません。「シネマティックVlog」モードと併用できないので……。
また、いろいろなところで言及されているように、ボディの熱対策はかなり弱いです。
2時間とかの長回しはかなりギリギリになると思いますので、長時間録画をしたい方はα7S IIIやFX3などのほうが向いているでしょう。
とはいえ、このサイズで本格的な動画専用機に迫るほどのスペックを備えているのはやはり驚異的です。
マジですごい。
【頑張って動画やっていきます】
分からないことばかりでなかなか苦戦しておりますが、昨今のデジタルカメラ事情は「動画」抜きには一切語れません。
「血ヘドを吐いてでもデジタルカメラの最先端にキャッチアップするぞ!」という覚悟を決めて今回こちらのZV-E1を購入しております。
そんなすぐにはまともな動画は作れないと思いますが、暖かい目で見守っていただけると幸いでございます。
まぁ4K動画を編集するのにPCスペックがかなりギリギリなので、そこの部分のテコ入れも今後必要ではありますが……。
いったいいくら金を溶かせばいいんだ……。
それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう~!!