最近密かなブームみたいなオールドコンデジ。
特にお尋ね頂くのはCCDカメラなのですが、最近なかなか店頭でもお目に掛かれません。
私も子供が小さい時には手軽に使えるのでずいぶん活躍しておりましたが、ここ最近スマホがお手軽&保存のツールとなっています。
いつしか各カメラメーカーさんも新機種投入を縮小していき、なかなか市場から消えていきつつある印象のコンパクトデジカメですが……。
ここ最近YouTubeやInstagramなどのインフルエンサーさんがエモいとご紹介頂き新しい需要が出てきているようです。
ただ、最近の中古市場では良い品が中々出て来ず店頭商品も品薄の状況が続いております、そこで中古商品をご購入頂く時の注意点をご紹介したいと思います。
【注意①】
まず、なにぶん古い商品です
その当時はいろんなメーカーさんがこぞって新機種を発売しておりましたが現在の記録媒体と違う物を使っていたケースがほとんどです、
例えばデジカメ初期の記録媒体として一般的だったスマートメディアやコンパクトフラッシュ メモリの容量の基準は当時はだいたいMB【メガバイト】でした……。
今はGB【ギガバイト】ちなみに1000メガで1ギガです。
デジカメ初期の頃はデジカメの画素数が25万画素程度の画素数でしたし、新品購入時にお試しで付いていたスマートメディアが2MBだったです。
※もっと前には2インチのフロッピーディスクへの記録する機種もありました。しかし、とても高価で売れず一般家庭向けでは無かったです
それから次の世代でメモリースティック・XDピクチャーカード またデジカメの高画質化に伴い進化したSDカードやメモリースティックDIOとかいろいろなものが出ていました。
しかし、ここ最近はSDの進化版のSDHCやSDXCが一般的に流通していますが、実は昔のコンデジの動作基準にSDHCやSDXCは使用できないものの方が多いのです。
SDカードとおんなじ形のSDHCやSDXCがカードエラーで認識しないとかの現象になることもありますので、メモリ購入前にネット検索で動作保証のカード規格をしっかり調べて用意しましょう。
なのでオールドコンデジを探すときにはぜひそのコンデジに合った記録用のメモリーカードも一緒に入手することをお勧め致します。
【注意②】
なにぶん古い機械です
だいたいバッテリーの寿命を超えてます。なので互換性のあるバッテリーをご準備ください。
もともとついていたバッテリーが古くなって使えないことが大いに考えられます。
古いバッテリーだと充電が出来なかったり出来ても使用時間が極端に短いなどという現象があったりします。
各メーカーさんでの新品バッテリーが製造中止の場合、最近はネット検索などでバッテリーの型番を検索したら互換品バッテリーを入手可能な場合もあります
購入時は日本向けの検査が済んでいる商品やPSEマークのついている物、また過放電や過充電防止の保護回路のついている物を選びましょう、
個人的にはですが基本情報などもしっかり表示された老舗の互換性バッテリーメーカーさんの「ロアジャパン」さんの商品なども安心感あると思います。
皆さんご存知かと思いますが粗悪品のリチウム電池からの発火事故や発熱事例が過去多発し2008年5月に改正された『電気用品安全法施行令』ですが検査機関から安全性が認められたものには「PSE」マークが付けられるようになりました
安全の為にも新品互換商品のバッテリー購入時には「PSEマーク付き」のバッテリーを選ぶなどして気を付けてご購入下さい。
【余談】
余談ではございますが私が収集癖があるもので部屋を探したら色々な種類のコンデジが出てきました。
使えるのかチェックしてみたところバッテリーが劣化して使えなくなったものや液晶モニターが焼けてモニターの周辺が色の変わったものや全く起動しなかったものなど有りました。
新たに中古商品をご購入をお考えならば安価で入手可能なフリマでのご購入も良いのですがちゃんと動作確認が出来る専門店経由でご購入いただく事をお勧めします。
お家にあれば超ラッキーです。昔使ってたけど忘れ去られたデジカメ持って無い~ってご両親やおじいちゃんおばあちゃんなどに持っていないかお尋ねするのも良いかも思わぬお宝を譲ってもらえるかもですね。
ナニワグループではそんなオールドデジカメを探しております。使わないオールドデジカメが御座いましたら是非当店へお持ちください。
必要とされている方もたくさんいらっしゃいますので、次に大切に使って下さる方への橋渡しさせて頂きます。
サステナブルな社会貢献の一環として是非お譲りください。
【プリントでの写真保存もご検討ください】
それと話は変わりますがもう一つ、昔コンデジで撮った懐かしい画像を見てみようと思い再生しましたが、画像が再生エラーで見れなくなっていたメモリーもたくさんありました。
そうです、CD-RもDVDもそうですが、記録媒体は永遠不滅ではございません。
その当時使っていたパソコンも当然ながら代替わりしてデーターが残っていない幻の思い出となった画像がたくさんありました( ノД`)シクシク…
幸いにして写真に残している物もたくさんあるので全く無くなったわけでは無いのですが
良い教訓になりました。
今は画像データもクラウドに預ける事が出来ますが、無期限で預かってもらえるかどうかの保証も無いし、急に無料保管サービスが有料化したケースありました。
大切な思い出はちゃんとプリントする事で長期保存が可能です(家庭用プリンターでも色あせてしまうことがありますので専門店で写真にしましょう)
ぜひこちらもご検討ください。