こんにちは~横浜店の中の人です(/・ω・)/
すっかり季節は秋を通り越して冬に近づいてでございます。秋どこ行った…?
ついこの間まで半袖だったのに、もう羊みたいなモコモコ具合ですよ。
(執筆時10/9は最高気温15度程度)
さて、今回は!!
ナニワのコンテンツでも伝説と言われている、『プロテクトフィルター 22枚重ねて撮ってみたら?』と言う動画に倣って、店にあった特殊効果系フィルターをとりあえず全部つけてみました☆彡
いやぁ、店を整理したらとりあえずごろごろっと出てきまして。ついやってみたくなりました。
① 使ったフィルターたち
1-1 Kenko ミラージュ3面フィルター
1-2 Kenko R-クロススクリーンフィルター
1-3 Kenko ZS-ハーフXクロスフィルター
1-4 MaRUMI ビーナスフィルター
1-5 MaRUMI サンドスポットフィルター
② 以上のフィルターを全部つけてみました!
③まとめ
① 使ったフィルターたち
他にも特殊効果系フィルターは有ったのですが、フィルター径が違うので……。
同じ58mmでそろえてみました!
①Kenko ミラージュ3面フィルター
②Kenko R-クロススクリーンフィルター
③Kenko ZS-ハーフXクロスフィルター
④MaRUMI ビーナスフィルター
⑤MaRumI サンドスポットフィルター
の5種類です!
異彩を放つマルミのフィルター……。どてっぱらに魔貫光〇法を食らったラデ〇ッツのごとく穴が開いてます。
なお、使ったカメラはnikon D7500と、AF-S 50/1.8Gと言う、APS-Cサイズのカメラです。
昔D7000使ってたことあるけど、相変わらず癖が無くて使いやすいとてもいいカメラです。
連写めちゃくちゃ早かった……。
それでは早速それぞれ実写レビュー的な感じで行きましょう!
1-1 Kenko ミラージュ3面フィルター
さて、このミラージュ三面フィルター。某高級外車のエンブレムみたいな形してますね。
なんと、フィルターの横についてるツマミを動かす事で、このエンブレムみたいなヤツも一緒に回ります。
早速実写してみました。
普通に撮影するとこうです。ノーフィルター。流石ニコン、良い写りです。
で、フィルターを付けると
あ、これ高熱の時に見る悪夢のビジュアル。
それか改造人間にされる側の視点。昭和の特撮はこれで作られていたのか……。
しかも、フィルターについてるツマミでぐるぐる動かせるので
こんな風に動かせます。
弊社の看板撮るとこんな感じです。何も伝わらない……。
これはどんな時に使われていたフィルターなんですかね。完全に動画向きな気がします。
あと今ならもう画像編集でやったらええねん……。
ちなみに絞るとこんな感じです。絞ると見れるようにはなるけど、ちょっと面白味に欠けると言うかなんというか……。
なお、このフィルター付けるとAF全く効かなくなるのマニュアルフォーカスになります。
ただ、マニュアルフォーカスにしたとてピントの意味があるんだか無いんだか……。な感じはします。
誰かこのフィルターの正しい使い方を教えて頂きたい。
1-2 Kenko R-クロススクリーンフィルター
こちらのフィルターちょっと分かりにくいですが、格子状の線がたくさん入ってます。
これで撮影するとどうやら光源がキラキラするらしい。
で、実写です。
↓がクロスフィルター付けてるのですが、普通に撮影するよりもちょっとコントラストが低下して輪郭が柔らかくなっています。
ただ、クロスフィルターの特徴は光源を映した時に光芒が出来る事。
普通に撮影するとただのお店のダウンライト。
クロスフィルターを付けると見事な光芒が出てます。イルミネーションの時期何かに大活躍してるのも頷けますね。
1-3 Kenko ZS-ハーフXクロスフィルター
おばあちゃん家の食器棚のすりガラスみたいなのが半分入ってます。
これで撮影すると半分だけクロスフィルター掛かったみたいになるってことですよね?
夏の海とか撮ったら、太陽は普通なのに海の反射だけキラキラとか出来るって訳ですね!!
で、実写です。普通にフィルター付けて撮影するとこんな感じ。
左上だけなんかボケてるのが分かりますかね。
このフィルターも角度を変えられるので、上下左右斜め、好きな方向にクロスフィルターみたいな効果が付けれます。
こんな感じで、車のライトだけ(じゃないけど)キラキラさせて、上半分は普通。
みたいな事も出来ちゃうんです。
これは……夏の海とか夜景と星空とかでやったら面白いんじゃないですかね!?
1-4 MaRUMI ビーナスフィルター
こちらのビーナスフィルター。真ん中にまるっと穴が開いてます。まるでドーナツ。カロリーは0のはず。
そして、穴の周りもすりガラス状と言うか、ちょっと線が入ってます。
余談ですが、このビーナスフィルター。マルミさんから出てるプラネットシリーズと言うフィルターのラインらしく、ビーナスのほか、ジュピター、マース、サターン、マーキュリー、ネプチューンと、惑星の名前で構成されていたそうです。
〇ーラー戦士かな……?
こちらも実写はこんな感じ!
絞り開放で撮影すると、全体的に白っちゃけた感じになります。
曇りの強いレンズで撮影したのとあんまり変わらないですね。別に真ん中に穴が開いてるからって、真ん中だけヌケが良いとかも無いです。
そして絞ると一転、真ん中だけちゃんとして、周辺が白くなってます。
これは……使いどころによっては面白そうな描写です。その使いどころが見つかるかどうかが問題ですけど……。
1-5 MaRUMI サンドスポットフィルター
こちらも先ほどのビーナスフィルター同様、真ん中に穴が開いてますが、特徴的なのは穴の周りがリアルすりガラス。
サンドブラスト的なやつのサンドなんですかね。
って言うか、コレ写るの?大丈夫……?いや、写るんだろうけど……いつ使うの……?
さ、実写です。
わかってはいたけど何も見えねぇっす。
先ほどのビーナスフィルターの効果がより強くなるのは分かってたけど、ここまでなんも見えなくなるとは思いもせず。
ジャンクのレンズで撮影したほうがよっぽど写ります。
そして絞るとこんな感じ。
雨が降ってる日で空全体が曇ってるので、空を映してもただの真っ白になるだけでなんも分かりません。
という事で道路を撮影してみました。
が、使いどころ……どこなんだろう……?????
② 以上のフィルターを全部つけてみました!
全種類試してみました。じゃないです。全部つけてみました。
写真見る前に一言だけ言っておきます。
マトモに写るなんて一つも思ってません。ただ、そこにフィルターがあったから遊んでみたくなったんです!
まずは一枚目。
うっすら見える標識の裏と工事現場の黄色い垂れ幕が見えてて、まるで霧の中に迷い込んで幻覚を見ているような視界に仕上がっています。
ふざけて多重露光しすぎた作品の様な、何とも言えない味がある写真が出来上がりました。
二枚目は先ほどと同じ路面です。
空が写ってない分、まだ描写されてますが、カビだらけ、曇りだらけのレンズで撮影したかの様な仕上がりです。
少しくらいの曇りならコントラスト下がってそれはそれで味。みたいな言い訳が出来ないレベルで、自作のトイレンズの方がもっと良く写ると確信させてくれる一枚です。
さて、せっかくなので一生懸命働くスタッフを撮影してみました。
横浜店にご来店いただいた方は分ると思いますが、レモン社のロゴと働くスタッフが見えます。
むしろそれ以外何も見えません。
ピントや画角と言った概念を覆す独特の一枚が出来上がりました。
③まとめ
特殊効果フィルターの重ね付けは無意味
この一言に尽きますね!!!!
なんでこんな事やろうと思ったんだろ???
なお、この特殊効果フィルターたちは横浜店のジャンクコーナーにまるっとおいてあるので、興味がある方は是非足を運んでみてくださいね!