みなさんは「ストラップ率」という言葉をご存知でしょうか。
聞いておいて何ですが、たぶん知っている人はほとんど、いやまったくいないと思います。
なぜって?
ワタクシがさっき勝手につくった言葉だからです。
ストラップ率の計算方法は、
ストラップ率=持っているストラップの本数÷持っているカメラの台数
です。
健全な人は1です。カメラマニアの中には限りなくゼロに近い人がいる一方、まれに存在するといわれている(どこで?)ストラップマニアの中には1を超える人もいます。
ワタクシは0.3(3割)くらいです。自分のことをカメラマニアではないと思っていますが、圧倒的にストラップが足りていません。
新品カメラについている純正ストラップはあんまり使わず、そのくせ中古を含めてカメラを買った時も、ストラップは家にあるものでなんとかするかと、考えることを先送りするのが原因です。
そして「くらい」としか言えないのは、ちゃんと数えたことがないからです。でもきっと0.3くらいです。
0.3くらいになると写真を撮りに出かける際に「カメラA」についてるストラップをストラップのついていない「カメラB」に付け替えなくてはならないことがしばしばです。
そんな、ストラップを取り付ける回数が人類の平均より多いワタクシにとっては、カメラに取り付けるときの付け心地は大事。
そんなワタクシがストラップ率向上のために今回新たに購入したストラップはこちらです。
CURAヘリンボーンコンビストラップ
こんなパッケージで。
こんなルックスです。
2つめの写真を撮影したレンズは最短撮影距離が長めなので、胴の短いワタクシは、一生懸命上体を伸ばして撮りました(この情報いらない?)
ワタクシ、柄とか文字の入っていないシンプルなストラップが好きなので、こういった見た目は点数高いです(文字入ってるがねー)
カラーは3色用意されており、ワタクシは服装や他の持ち物と合わせやすそうなグレーを選びました。シュッとしてカッコいいと思います。
元々ワタクシは、CURAブランドの商品には信用を置いていて、ストラップもこれで2本目の購入です。
(あ、ブログ書いてるからってタダでもらってのステマじゃありませんよ。あ、でももらうのはやぶさかではないですよ3iさん)
ところが1本目はまったく使わないまま紛失という憂き目にあったので、実質これがワタクシにとっての初めてのCURAストラップです。
あ、ロケ地:こだま839号車内です。これから日帰りで岡山に観光に行きます。
では早速装着していきます。
写真ではわかりにくいと思いますが、紐の先端が加工してあり、吊り金具に非常に通しやすく、また、長年の使用でもほつれないようになっています。
そしてこのテープ部分がとても滑らかで薄くできているのでスルスルと通していけます。
ストラップ率が低くこれから何度も付け替えるであろうワタクシには好印象です。
また、ニコン巻き(たぶん非公称だと思ってたけど、ニコンちゃんがニコン巻きって言ってるから公称?)で、あのストラップを通す四角い部品(アレなんていう名前なんでしょうね)を3回通しても無理なく取り付けできます。
アレとはコレのことです。
ニコン巻きをニコンのストラップでやろうとすると、テープ部分が分厚くてなかなか3回通せないんですよねー、ニコン巻きなのに。
でもニコンのストラップは取り付けるにも骨が折れますが、ずうっと付けたままにするなら安心感があって、良い意味でのニコンの頑固さを感じます。
ニコンストラップから話を戻して……
そしてコレ!(コレなんていう名前なんでしょうね)
コレがかくれたポイント!
日本製を謳うCURAストラップだけあって
YKK製(旧吉田工業株式会社)!
旧いらんな。
先に結論を言ってしまうと、このストラップとても気に入ったのですが、個人的にはこの部品がYKK製であることが、いちばんのツボだったかもしれません。
あと小ネタですが、上の「YKK」の文字はちゃんとYKKさんのロゴの文字とRGBを合わせております。
家の片づけはできなくても、そういうところはちゃんとしたいめんどくさい系のワタクシです。
さてカメラを付けたらこんな感じです。
撮影協力:新幹線の服かけるとこ
商品名のヘリンボーン特有の「V」字の織り目も見た目の良さに貢献しているように思います。
実際に首からぶら下げてみると、適度な長さもあり、長めにすればたすき掛けも楽々できます(ワタクシは身長172センチ、体重60キロで、γ-GTP12です←優秀!)
またストラップ本体部分は、これまでも長年同素材のストラップ(←ワタクシが1回も使わないうちに紛失したやつ)を販売されてきただけあって、十分な厚みがありながらも柔らかいので、安心感がありつつ手首にも巻きやすいです。
ただし、大型のボディや大口径のレンズなどに使用するには細すぎるかなといったところです。
そしてストラップだけでこれだけ長く引っ張ってきて、ようやく最大のポイント!
ここがループ状になっていて、物をぶら下げられます!
うーむ……。
こういうところに何かをぶら下げるものとして、2通りが考えられると思います。ひとつは撮影に有益なもの、そしてもうひとつは装飾品といったところでしょうか。
前者では、レンズキャップなどを入れる小物入れなどが思い浮かびましたが、ワタクシの場合は、そういうルールを作っても守れないので残るは飾り。
でもそういうセンス皆無なんですよねー。
で、このあと倉敷で買った倉敷てまりのミニチュアと別の日に行った出雲空港で買ったしまねっこをぶら下げて、中国地方シリーズにしてみました。やっぱりセンス皆無やなあ。
でも何にもぶら下げなくても、この部分があることでソリッドな印象になり、雰囲気が引き締まります(あー、ソリッドとか最近習った言葉でカッコつけちゃった)
さて、褒めすぎるとステマっぽいので、1コだけ言わせていただくと、最大の特徴であるループ部分のデザインによって引き締まった印象のストラップなので、濃紺とか濃グレーなどのバリエーションがあったらいいなと。
そしたらもう1本買うかもと思いました。
商品詳細
CURA ヘリンボーンコンビストラップ
ベージュ、グレー、カーキの3色
幅:30mm(ネック) 10mm(先端) 長さ:85cm~155cm
4,800円(税別)
カメラのナニワ 梅田2号店 用品館でも販売しております。
あ、それからそれから、店の在庫のライカM4のシルバーボディにこのストラップを付けてみたら、かなりかっこよかったです。
ストラップに合わせてこの機会にM4買っちゃおうかなあ。
うそです。