こんにちは!渋谷店の渡邉です。
今年も残すところ2ヶ月と少し、外も涼しくなり出かけやすい季節になりましたね。
今回は、散歩、旅行好きのフィルムカメラユーザーにお勧めしたいカメラがありましたので、作例交えて紹介していきます。
【FUJICA Drive】
発売日 | 東京オリンピックがあった1964年! |
レンズ | FUJINON2.8mm f/2.8 |
シャッター | AUTO、B、30、60、125、300。 チャージはゼンマイ式自動巻上げ、セルフタイマー有り |
撮影可能距離 | 0.6m~∞ |
重量 | 510g… |
同じゼンマイ式自動巻上げのリコーオートハーフは330gですので、サイズに見合わぬ重量感に驚きですね!
簡単ではありますが、スペックはこんな感じです。
【作例】
使用film:Kodak Proimage100
日が傾き始めた15~16時頃に撮影しました。
距離計は無く目測になりますので、絞りを8以降にして撮ると失敗しにくいと思います。
FUJICAの露出計はセレンがダメになっていた為、露出計を持参し撮影しました。
「失敗した写真でも、これはこれで面白いかな?」と思うのはフィルムユーザーあるあるだと思います。
お次は、風景と人を意識して撮影したスナップです。
基本的にスピードを125、絞りを5.6~8辺りで撮った写真です。
無限遠で失敗することは無いので撮影していて一番楽しかったですね。
焦点距離近めを意識した作例
天気のいい日なら絞りを8以上にして撮れば問題ないです.
しかし、曇りの日だと開放にしてスピード落とさないと暗くなってしますので、ピントがちゃんと合うか不安になりながら撮影していました。
【使用感】
実際にフィルム4本分ほど使用してみましたが、1台欲しくなるくらいに楽しく撮影できました。
サイズ感の割に重く、ゼンマイを巻くダイアル部分が飛び出ているという点はありますが、ストレッチ素材のズボンのポケット(少し広め)であれば、問題なく入ります。
サイズは小さいのでサコッシュやウエストポーチにも入ると思います。
ゼンマイ式自動巻上げは、シャッターを切ったら勝手にチャージしてくれるので、チャージを気にせずサクサクと撮影できるのが魅力的です。
たまにゼンマイを巻いてあげないと自動でチャージしてくれなくなるので、余裕のある時に巻いておくと、いざというときにシャッターチャンスを逃さずに済むと思います。
まとめ
旅先や、町の散策で次々にポイントを移す場面ではストレスフリーで撮れるカメラであり、設定もシンプル、ハーフ判なので35mmカメラの2倍の枚数撮影できる。
写ルンですやトイカメラからステップアップする1台におすすめできるのではないでしょうか。
私も、次にFUJICA Driveと出会うことがありましたら、そっとお迎えしようと思います。
以上、ブログ作成に使ったカメラに未練たらたらな渡邉でした。