カメラファンの皆様、こんにちは。博多マルイ店のややまです。
カメラやレンズをさんざん買って、売っての経験がありまして、「売らなければ良かった」とか「もっと早く売っておけば良かった」と後悔したことは数知れません。
予測のつかないこの時代に、今 売って後悔しないカメラ・レンズは何かを独断と偏見で考察してみます。
【現在の中古カメラ市場の動向について】
例を挙げますと
昨年フジX-PRO2の良品中古をお買い上げ頂いたお客様(99,800円にて販売)が購入1年後に買取お持込み頂いたのですが、お出しした査定額が100,500円でした。
なぜでしょう?
特にFUJIFILM製品が顕著ですが、需要に対して製品の供給がまったく追いつかない状況が続いております。
それもこれも、商品の材料になるレアメタルや半導体の流通の関係か、新品の需要と供給のバランスが原因なのかもしれません。
新品が手に入らないため中古品を購入する方が増えており、そうすると中古も市場から流通量が減っていき価格が高騰してしまう状況なのだと思います。
また本体そのものが本体価格値上げ傾向有りますので、低価格モデルが出ないという事になったとしたら当然中古価格のボトム価格も上がると思われます。
このような状況が続く中、買取側としましても必然的に高価買取の対象になります。
少し前だったら誰も見向きもせずリサイクルショップや中古カメラ店でも300円とか500円で出ていたものが最近は人気で1万超えでの販売価格になっている物ばかりです。
新規製造は無いジャンルの商品ですので、購入するにしても売却するにしても今がチャンスでしょう。
※ついでですが入手可能な時に古い記録メディアは余分にストックしておくのが吉でしょう。古いデジカメには新しいメディアが対応出来ないし新品入手が困難なことは当然あります。
【今後、フィルムカメラ系で有望な商品は】
電源を介さずに稼動する機械式のカメラ、例えばニコンF・F2・FM・FM2やキヤノンF-1・オリンパスOM-1・ペンタックスLX・MX・ライカMシリーズなどは部品が調達できるかぎり修理の見込みがあります。
部品のストックも有限なので「これからもずっと修理可能」とは限りませんが、まだリペアして生き続けられるので持っていて比較的安心の商品です。
一方で、電源を入れて電気回路が作動しないとシャッターが切れない機種のカメラは、基盤等の交換部品がすでに無いため、壊れてしまったら資産価値はほぼなくなってしまいます。
使わないで大事に保管されている場合、きちんと動作する間に弊社のようなカメラ専門店などにお譲りいただくことをご検討ください。
大切にされてきた機材を、「いま使いたい」お客様へバトンを繋ぐお手伝いをさせていただければと思います。
そして使わない様だと今は売り時です【店舗も在庫が無く高価買取中です】
古いアクセサリーだと最近のカメラの性能を発揮できない事も、ストロボなどは大半が単三電池を使う機種が多いので液漏れなどにご注意を
長期放置で液漏れによる基盤故障例も良くあります。上の画像の様に液漏れ通り越し結晶化などもよくあります。
単三・単四に関わらず、ボタン電池のLR44等でも液漏れによる故障は良くありますので、使わない機材の電池は抜いておくことをおすすめします。
【私的に今、売っときなさいという商品】
使わないと機械的にも良くありません。こちらも高価買取いたしますのでぜひお持ち込みください。
お店にいかなくとも買取サービスを利用できる宅配買取もナニワグループでは行っておりますので、こちらもご検討ください。
カメラのナニワ 博多マルイ店の店頭でも精一杯の高価買取査定を出させていただきますので、皆様どうぞご利用いただければと思います!