こんにち~。中村です。
いよいよ12月の一代イベント・クリスマスってやつが近づいてきております。
そこで今回は、天王寺のクリスマスマーケットに行ってきてちょっと写真を撮ってきたのでお見せしていきたいと思います~。
【「クリスマスマーケット」とは?】
「クリスマスマーケット」とはヨーロッパではこの時期恒例のイベント。
クリスマスデコレーションが施された広場でお菓子やホットワイン・雑貨などが販売されるお祭りです。
わたくしもこのクリスマスマーケットが大好きで、東京にいたころはほぼ毎年のように足を運んでいました。
2019年の12月、新型コロナウイルスの感染者がまだ日本では確認されていなかった頃にクリスマスマーケットで撮った写真が上の1枚。
なんだか遠い昔のように感じます。
ようやく昨年ぐらいから中止が解かれるところが多くなり、今年2023年も多くのエリアでクリスマスマーケットが開催されていますね。
【天王寺公園のクリスマスマーケットへ】
ちらっと情報を見かけて気になったので、天王寺のクリスマスマーケット・「大阪クリスマスマーケット2023 in てんしば」に行ってみました。
約7,000㎡もの広大な芝生エリアが広がる天王寺公園のエントランスエリア「てんしば」ですが、ここでクリスマスマーケットが開催されるのは今年が初とのことです!
カジュアルに動画撮影できるVlogcamシリーズの機種ではありますが、イメージセンサーはα7S IIIと同等。
メカシャッターが入っていないのでちょこちょこ写真撮影で不便な時があったりしますが……。
AIプロセシングユニットによってAFも高速・高精度に仕上がっていますので、トータルでは非常に優秀なカメラです。
今回、このカメラの暗所撮影能力の限界を探るべく、ISO6400固定で撮影した写真(JPG未編修)を掲載していきます。
Web掲載用に小さくリサイズしているのでそこまで参考にならないかもしれませんが……。
個人的な感想なども交えつつ、使用感をお伝えできればと思います!
「若者の広角慣れ」とかちょこちょこ聞きますが、最近は「広角端のスタートは広ければ広いほうがいい」という雰囲気がありますね。
標準ズームレンズというと24-70mm F2.8とか24-105mm F4のような広角端が24mmからのレンズが多いです。
そんななか、こちらのFE 20-70mm F4 Gは広角端20mmスタートというユニークな焦点距離のズームレンズとなっています。
数値上ではたった4mmしか違わないですが、20mmと24mmでは体感的な画角の差がかなり大きいです。
重さ約488gとコンパクトで取り回しが良いところも魅力ですが、そのあたりも簡単に使用感をまとめていきます~!
【大阪クリスマスマーケット2023 in てんしば】
それでは前置き終了、実際に現地の写真をお見せしていきます。
さっそくめちゃくちゃ暗いのだが??
それこそ約7,000㎡もの敷地にぽつぽつ照明がある感じなので、トータルの光量は非常に少ないです。
純然たる暗所撮影。これだけ暗かったら半端なカメラではまともに写真を撮れません。
α7S IIIと同様、EV-6まで暗所でもAFが動作するZV-E1ですので、気持ち程度フォーカスがもたつくことはあってもスムーズに動作してくれました。
なかなかすごさが伝わりづらいかもしれませんが……地味にこういうところが便利です。
しばらく公園内を進むと、オーナメントでデコられたいかにもなクリスマスツリーが姿を見せました。
焦点距離は広角寄りを維持しつつ、近寄って撮影してみました。
葉っぱや枝、金属の質感などもしっかり描写されておりなかなかいい感じの写りですね~。
最短撮影距離は広角端で0.3mとそこそこ寄れますので、臨機応変に撮影できるのもこのレンズの魅力です。
望遠側の描写もちょっと見てみましょう。金属の艶もきっちりトーンが出ていていい感じですね!
ISO6400での撮影のわりには「気持ち程度モヤっとするかな?」ぐらいの感じで済んでいるのがまぁ優秀だこと……。
人の顔がはっきり分かるように写りこんでしまっていたので大幅にトリミングした状態でこちらの画像載せています。
こんな感じで屋台みたいなのが会場に出ていて、ここで雑貨だったり食べ物だったりを買えるのがクリスマスマーケットってやつです。
屋台エリアを抜けるといよいよ芝生の広場に到達しますがマジで暗い。
20mm広角側で撮ってるということもあって、画面内を締める夜空の割合が半端じゃない。
画面右、ちょこっと飛び出してる建物が通天閣ですね。
広場の真ん中には「鹿の親子オブジェ」なるものが。背景のあべのハルカスと絡めて20mmで画面に入れてみました。
ところで何も説明が書いてなかったのですが、なぜトナカイではなくて鹿なのでしょうか……。
わたしが知らないだけ??
そしてこれがクリスマスツリー! なんと3本もあります!!
高めのアングルかつヒキで撮っているのでこの写真だとあまり大きく感じないかもしれませんが……。
もう少し寄ってローアングルから撮影すると一気にスケール感が出ます。
こういうアングルによる印象の違いをコントロールするのも広角レンズの楽しさですね。
さらに寄りで撮影。近くで見るとオーナメント1つ1つがかなり大きくて派手なことに気づきます。
広角側だけでも本当にいろいろな切り取り方ができます!
広角側を一通り楽しんだので、ちょっとズームしてパーツを切り取っていきます。
特に何も考えずに1段絞ってF5.6のまま撮っているのでボケはあまり作れていません。
絞り開放F4スタートのレンズですので、ボケを作ることに関しては当然ながらあまり得意とはしていません。
同じくSONY純正でズーム全域で開放F4固定のレンズとしてはFE 24-105mm F4 G OSSがありますが、望遠端が105mmまで伸びる分ボケは稼ぎやすいでしょう。
詳しく比較できるほど両レンズを使い込んでいないので今回は軽く言及するのみに留めておきますが……。
FE 24-105mm F4 G OSSが約663gなのに対し、FE 20-70mm F4 Gのほうが約488gと軽くて取り回しが良い、とか。
FE 24-105mm F4 G OSSがダイレクトドライブSSMによるAF駆動なのに対し、FE 20-70mm F4 Gには最新のXDリニアモーター2基によるAF駆動になっている、とか。
FE 20-70mm F4 Gのほうが優れているところは多々ありますので、何を重視するのか・どう使い分けるのかで評価は変わってくるでしょう。
最後にクリスマスツリーとあべのハルカスをセットで撮った写真を載せときます。
寒くて手が限界に近づいていたので、この後はほぼ撮れ高なしです。
以上、簡単に大阪クリスマスマーケット2023 in てんしばのご紹介でした!
【まとめ】
25日までのイベントですので、開催期間も残りわずか。
写真を撮りに行くのでなくとも楽しめるイベントですので、ぜひ一度行ってみていただければと!
公式サイトはこちら。
ISO6400での撮影でも画質が破綻することがなく、暗所AF性能も優秀。高感度機ベースなのでこのあたりは本当にすごいです。
ちなみにこの写真、芝生に大きく描かれた「てんしば」の文字を写すために背伸びして超ハイアングルから撮っています。
機材が軽くて広角側が20mmスタートなので撮れた写真なのですが、いかんせん撮る時いかに大変だったかが全然伝わらない。
どうしても許容できないポイントがあるので、ここで一言だけ。
今どきフリッカーレス撮影できないのはアカンって……。
小型軽量化のためにメカシャッターレスにした弊害ですね……。
また、メカシャッターが無いことによってストロボ同調速度が最高でも1/30までというのはちょっと心許ないです。
静止画撮影に関しては弱点もありますので、あくまで動画が本領のカメラであるということはお気をつけください。
動画性能についてはまだ理解が追い付いていないので、もう少し時間をかける必要がありそうです。すみません。
とりあえず上の動画はS-Log3でベース感度(であると言われている)のISO12800で撮影した素材をごく簡単に編集したもの。
DaVinci Resolve STUDIOで強めにノイズ除去をかけていますが、やはりここまで暗いとノイズがかなり目立ってしまうなという印象です。
詳しい説明は省きますが、S-Log3で動画撮影するときの「デュアルネイティブISO」についてもちょこちょこ調べてはいます。
しかし、まだまとまった記事にできるほど理解が追い付いていないというのが現状です……。
こちらについても検証を重ねて、ZV-E1のきちんとしたレビューは公開しますのでお楽しみに!
話が行ったり来たりして恐縮ですが、皆さまよいクリスマスをお迎えください~!!
それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう~!!