こんにちは! 渋谷店の渡邉です。
新年度、新生活を目前に新しい目標を考えていたりしませんか?
5年前の同じ時期、私はフィルムカメラを始めてから1年経ち新しい刺激に飢えており、新しい目標を細々と探しておりました。
当時頻繁に通っていたカメラショップで相談すると中判カメラを勧められたのですが、紹介されたのはハッセルブラッドやローライフレックス、ペンタックス67。
当時社会に出たばかりの自分には手を出しにくい高額なカメラばかりでした……。
お高いカメラを前に悩んでいる私に店長さんが持ってきてくださったのが【Zenza Bronica ETR】だったのです……。
……と長い自分語りは置いときまして、今回は比較的安価で手に入る中判一眼レフカメラの紹介をしようと思います。
【ZenzaBronica ETR】
細かい性能紹介は様々なサイトで詳しく紹介されてますので割愛させていただきます。
発売日 | 1976年(昭和51年) |
使用フィルム | 120、220フィルム (135mm用マガジンもあります。) |
シャッター | 電子式 B,8秒~1/500秒 レンズシャッター |
レンズ | 交換式 |
電池 | 4SR44 |
今は少しお値段上がってはおりますが、自分が購入したときはレンズ75mm、120フィルムバック、アイレベルファインダーと一式で3万円いかないくらいのお値段でした。
作例
【スナップ】
使用フィルム:Velvia100
何を血迷ったのかいきなりのポジフィルム。
【彼岸花】
使用フィルム:KODAK GOLD 200
【500mm望遠+テレコンバーターx2】
中判フィルムで月が撮りたくて50mm望遠とテレコンバーターを購入しました。
【月】
使用フィルム:KODAK 400TX
【野鳥】
使用フィルム:KODAK PORTRA800
月とは違い、動き回る鳥たちに翻弄されておりました。
【初日の出】
使用フィルム:KODAK PORTRA400
正月に実家の近くの山にある公園で初日の出を撮影しました。
【使用感】
中判カメラと言うと色々お作法があったりと初めて触る時は不安になりますが、Zenza Bronica ETRは複雑な操作がありません。
レンズのつけ外しはチャージしてからする、撮影する時はマガジンスライドを外す、マガジンを外すときはスライドを付けるなど、中判カメラであれば一般的なお作法だけです。
ただ、使用していてよくやらかす失敗があり、多重露光のレバーをオンにしたまま撮影をしてしまうことが何度かありました。
皆様も多重露光できるカメラを使う際はお気をつけくださいませ。
まとめ
初めて使う中判一眼レフとしては とても使いやすいカメラかと思われます。
何より嬉しいのがレンズやアクセサリーが比較的安価で買えるので、一式揃えるのが比較的楽ということ。
機材を揃えて幅広い撮影をされたい方には是非とも手に取っていただきたいカメラです。
それでは以上をもって締めさせていただきます。実はZenzaBronicaのロゴのZの文字に惚れ込んで買ってしまった渡邉でした~(Zのロゴかっこいいですよね?)
皆様良いお年をお過ごしください。また来年もよろしくお願いいたします。