こんにちは、カメラのナニワなんばマルイ店のすだです。
先日OMデジタルソリューションズ様協賛の野鳥撮影会が行われました。
鳥達が飛び立つ場面や、水面を泳ぐ場面など様々な写真をブログで拝見する事ができました。とても興味深かったです。
ブログに触発されてか、私もとある鳥を撮影したいと思うに至りました。
それが、すずめです。
今の時期の雀は、「ふくら雀」と言い、寒さから身を守る為に、まるまると膨らんだ見た目からその様に言われています。
別名「スズメボール」とも言われています。
また「福良雀」「福来雀」と書く事もでき、縁起ものとされています。まるまると膨らんだ「ふくら雀」を写真に収め、甲辰に更なる福を呼び込む事ができるでしょうか。
今回、撮影に訪れたのは、服部緑地。
とりあえず、雀に遭遇するまでは、道すがら何も考えずスナップ撮影を楽しみました。
見返すと2年前に撮影した写真と変わり映えがなく、少しショック。
今年はもっと違う視点を持って撮影したいと思いました。
ちなみに今回撮影に使った機材ですが、パナソニックG9PROとLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.です。
本当はもう少し焦点距離の長いレンズがあれば良かったのですが、「まぁ200ミリ(35mm換算で400ミリ)ありゃいけるやろー」と思いこちらをチョイス。
またG9を選んだ理由ですが、ファームウェア2.0より搭載した動物認識AFを実写で試したかった事と、普段パナソニックのカメラ自体あまり使わないので興味本位で選択しました。
さて、公園内を歩き進め、鳩や鴉を撮影しました。
このときに動物認識AFを体験。おおー、しっかり認識してAFが追ってくれてる。
オートフォーカスももたつく事なく、素早く鳩にピントが合い、追従してくれます。
プリ連写機能を使わずとも余裕で撮影できました。
さらに奥に進んで、服部緑地の山ヶ池へ向かう途中に今回お目当ての雀が登場しました。
やはりこの時期の雀はまるまるとしていて可愛いですね。フワッフワです。
茂みや石垣に止まっている雀をパシャパシャと連写。
かわいい雀達の写真を撮ることに成功しました。
ただやはり雀は鳩や、鴉と違い、体が小さく警戒心も強い為、もう少し寄れるレンズがあれば撮影しやすかっただろうと思いました。
次回チャレンジする時は100-400で挑みたい所です。
また、使用していて少し感じたのが群れている雀の撮影だと自動認識AFが迷う傾向があるので、スズメには追尾AFの方が適していると思いました。
被写体に応じた設定ができていなかったのは反省です。
余談なのですが、雀の撮影をしていると「チュン!チュン!」と声がしました。
青空麻雀をしているお父さんが、中を鳴いてる声でした。
服部緑地の池では多種多様な生物がいました。
あとヌートリアも発見しました。
近所の子供達が「ビーバーいる!」と話しており、心の中で「それはヌートリアやで」とマウントを取ってしまいました。
そんなこんなで色々撮影したので、そろそろ帰ろうかなと思っていると、OM-1を首にかけたお父さんが声をかけてくださいました。
「乗馬場の隣の池にニコアリサが来てるで〜」
二胡アリサ????
誰か芸能人が来てるのかなと思い、一瞬狼狽えたものの、いやいや、多分鳥の名前なんだろうなと思考を修正。
正しくは、「ミコアイサ」と言うカモの一種だそうだ。
調べてみると少し珍しい冬鳥らしい。
体の色が巫女装束のように白く、目の周りが黒い模様があり別名「パンダガモ」と呼ばれるそうな。
もうね、無知の恥なわけですよ。知らない事が多すぎて恥です。
そして、今回撮影できたミコアイサがこちら
なかなか警戒心が強い鳥らしく、少しの物音で飛び立ってしまい、また餌を求めて潜水するので撮影が難しい鳥なのだとか。
やはり撮影には、十分な装備と知識が必要だと改めて痛感しました。
この度は、私の記事に目を通していただきありがとうございます。
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