こんにちは!
だいぶお久しぶりです、レモン社池袋店の宮です(・v・)!
こちら関東では去年より2週間も早い春一番が吹きまして、日に日に暖かい日が増えて嬉しいこの頃です(*^_^*)
今回は「タクマーの長玉ってどんな写り?」ということで、ソニーα7ⅢにペンタックスTakumar 135/3.5を装着し池袋の街へ繰り出してまいりました!
【Takumar 135/3.5】 ●レンズ構成:4群5枚 ●絞り羽:8枚 ●絞り:f3.5~f22(プリセット絞り) ●マウント:M42 オールドレンズ界隈では人気の「スーパータクマー」ではなく、それよりも古い世代の「スーパー」がついていないタクマーです。 |
【カメラ装着時のビジュアル】
α7IIIにマウントアダプターで装着しました。 レンズは小さいながら重いので、手で支えて上げないとカメラがお辞儀しちゃいます。(オールドレンズあるある) ソニー⇔M42マウントアダプターも大きめなので、よりズッシリとした感触です。 コンディションはスレのほか「薄クモリ」とのこと。 写りにどれくらい支障があるかも併せて検証してみます! |
【撮影スタート】
まずはお店付近を撮り歩きます。
135mmゆえ、近くのものは全くピントが合いません。
なるほどね……被写体全体を入れるのは難しいので、風景のトリミングを楽しむ気持ちで撮影していきます。
遠くの被写体を探して歩く…まるでバードウォッチングのような気持ちです。
鳥!いたね!!
シャドーはふんわりとした写りで落ち着いた印象( ・o・)
撮って出しですが、コントラストがある被写体もドラマチックに写してくれますね……。思い切り解放にすると、F3.5でも結構背景がボケてきます。
ハイキーでもローキーでも濃厚な感じに撮れます。
ピントもキリっと合うので、今のところクモリもあまり気になりませんね。
【ボケ感の検証】
被写体を探し回っているうちに公園までやってきました。
手前の電球を使ってボケ感の検証をしてみます!
開放するにつれ玉ボケが発生します。
にじみ部分はちょっとモヤモヤとした独特なボケ具合です。
明るい場所でも、キラッと光る被写体があれば玉ボケを入れ込んだ撮影が可能です。
手前にオーロラのセロファンとか入れたらよりドリーミーな写真が撮れるかも((^^))
【スナップを楽しむ】
この辺りになると、だいぶ画角と被写体探しに慣れてきました。
コントラストは弱めで、薄いシャドー部分はとろけるような写り( *´v`)
少々手前に写したくないものがあっても、前ボケでカバーできるので良いですね!
おっと、逆光時は薄クモリの影響かふわっとした写り。
これはこれで雰囲気があっていいかも ( ・∀・)
センサー焼けを気にしながら、強い反射光にもレンズを向けてみました。
ゴーストも発生しましたが、(角度にもよるのでしょうが)厚みがあり水に浮いた油のよう……使いこなすのは難しそうですね。
望遠による遠近の圧縮効果で、ビル群も密な写り。
135mmだと普段使いでは少々扱いづらい長さかもしれませんが、持ち出してみると「撮るのが楽しく、思ったより撮れ高のいいレンズ」という印象でした。
コンディションによっては5,000円前後で購入できるので、1本持って遊ぶのも楽しいかもしれません。
【おまけ】
ホントはクリスマスシーズンからこのレンズはトライしていたのですが……。
イルミネーションだったらこんなに映える写真も撮れますよ!!と書こうと思っていたらもう春風が吹いてましたね。
やっと!待ち望んだ春の到来です(*´v`)
たまにはレンズに合わせて撮影する場所、被写体を探すのも面白いのではないでしょうか?
店頭でお見かけしましたら、是非手に取ってみてくださいね~!!