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【アツい新製品ラッシュ!】CP+2024会場レポート【コシナ・Lomography・サイトロンジャパン編】

こんにちは~。編集長 中村です。

CP+2024、楽しかった! そして疲れた!!

本当はノンストップで情報発信したかったのですが、週明けで力尽きてしまったのでちょっと休んでました……。

気を取り直して、見てきたあれやこれやを共有して参りたいと思います~。

【コシナブースの模様】

まずはみんな注目のコシナブースから。

今回もCP+にあわせてさまざまな新製品を発表しているため、ブースは非常に盛況でした。
おそらく今回最大の目玉はこちら。APO-LANTHAR 50mm F3.5

現行のAPO-LANTHAR 50mm F2 AsphericalよりもF値が暗いですが、小型・軽量になっております。

沈胴レンズを模した鏡筒のType Iと通常鏡筒のType IIの2種類、それぞれ2種類のカラーリング展開で計4種類のラインナップとなっています。

なお、Type Iはデザインを沈胴レンズ風にしているだけで、実際に沈胴させることはできないとのこと。

わたくし、F2のほうのAPOLANTHARは使っていますのでこのレンズは本当に気になる……!

ハンズオンカウンターが非常に混んでいて結局触れず仕舞いだったのですが、機会があれば試してみたいところです。
続いてこちらも参考出展商品、NOKTON 75mm F1.5 Aspherical

なんと、SONY Eマウント・Nikon Zマウント・Canon RFマウントの3種類が展開されるようです!!

光学系のベースはVMマウントのNOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Asphericalだそうですが、となると非球面レンズや異常部分分散ガラスがふんだんに使われた豪華な光学設計になっていそうですね~。

こちらも製品版の発売が楽しみです。
最後の参考出展商品はCOLOR-SKOPAR 50mm F2.2 VM

全長 51.4×30.0mm・重量150gと非常にコンパクトで、28mmや35mmのレンズとほぼ同じぐらいのサイズ感に収まっているようですね。

「できるだけ軽くて小さい50mmのレンズが欲しい!」という方には魅力的なのではないでしょうか?

コシナさんのことなので小型化と描写の両立が図られているだろうと期待していますが、また発売前に光学系など詳しい情報が出ることを楽しみにしています!
Eマウント用NOKTON 50mm F1 Asphericalなど触ってみたかったのですが、本当にずっと混んでいて指をくわえて眺めていることしかできませんでしたとさ……。

【Lomographyブース】

続いてLomographyブースの模様です。

今回最大の目玉商品は、110フィルム使用の新製品・LOMOMATIC 110

2024年に110フィルムカメラを新製品として発表してくるとは……さすがLomographyさんですね……!!
こちらのLOMOMATIC 110ですが、レンズはきちんとガラス製のものが搭載されており、描写もかなりしっかりしているようです。

写真の左側に写っているのが110フィルムをコンタクトプリントした原寸サイズのものですが、この小さいネガから右の大きいサイズに伸ばして焼いてもシャープに写っています
なお、こちらの写真はスタッフさんによる手焼きとのこと。

小さいネガからここまで大きく伸ばせることも驚きですが、周辺部も描写が甘くなることなくハッキリ写っているので画質は本当に良さそうですね!
先日クラウドファンディングで販売されたミラーレス用レンズ・Nour Triplet V 2.0/64も展示されていました。

中のエレメントを動かすことで球面収差をコントロールし、描写を切り替えられるという非常に個性的なレンズです!
レバーを「Bubble」のほうに操作すると、いわゆる「バブルボケ」のような後ボケを作ることが可能。

一方でレバーを「Soft」のほうに傾けると、ソフトフォーカスレンズのような甘くぼんやりした描写が楽しめます。

1本でいろいろな描写が味わえますのでこれはいいですね~!
後玉の後ろに絞りプレートを入れることでボケの形状も変えることができます。

その気になったら一生いろいろ試せるぞこれは……。とんでもないレンズです。
ちなみにブースの床にはいっぱい写真が敷き詰めてありましたが……。

これぜんぶ手で貼ったそうです。
ぜんぶシール。ぜんぶ人力で貼ったとのこと。

こういう風に写真をびっしり敷き詰めて壁や床を埋め尽くす「ロモウォール」という手法があるのだそうです。

大変すぎる……。

【サイトロンジャパンブース】

サイトロンジャパンブースでは、LAOWAブランド10周年ということでそれに合わせた新製品が登場しました!

なんと……!!
LAOWA初のAFレンズ!!!LAOWA 10mm F2.8 ZERO-Dでございます。

焦点距離10mmでF2.8 というスペック自体なかなかつよいですが、さらにこれでAFまで入ってるというのはすごい……。

マウント展開はSONY Eマウント・Nikon Zマウントの2種類となっています。
なお、こちらの10mm F2.8 ZERO-DはCanon RFマウントLマウント用もいちおう出るのですが……。

残念ながらこちらはAF非対応でMFのみとなります……。

情報公開の関係上、こちらは仕方がないのですけど。
これまでLAOWAのレンズはMFのみ・電子接点なしの製品ラインナップとなっていましたが、今後はそれも変わっていきそうです。

こちらも参考出展商品の15mm F5 COOKIE(フルサイズ用)ですが……。
電子接点付き・端子用接点(おそらくファームアップ用?)付きとなっていました。

MF用レンズでもF値などの撮影情報が残るほうが便利ですので、今後のLAOWA製品の進化が楽しみですね~!
そういえばちゃんと情報を追えていなかったのですが、以前わたくしが製品レビューを担当させていただきました24mm T14 2x Macro Periprobeの後継型が出たとのこと。

LAOWA 24mm T8 2X Macro Pro2beです!
開放T値が8とだいぶ明るくなったほか、ゾウの鼻のように曲がったペリスコープモジュールが新しく登場しています!

これどうやって像を結んでるの……?
こちらのレンズを用いて撮影された映像が、来週頭の日曜日(3月3日)の『爆上戦隊 ブンブンジャー』にて放送されるとのこと!!

めっちゃ気になるけどニチアサに起きられる気がしないんだなぁ……。

【刺激的な新製品がたくさん!】

という感じで、なかなか面白い製品がいろいろと見られました!

引き続き各社ブースでご紹介いただきましたアイテムを情報発信してまいりますので、いましばらくお付き合いください~。

それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました!

また次回のブログでお会いしましょう~!!

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