CP+2024会場レポート【レオフォト・エツミ・HasselBlad編】

こんにちは、

先日に引き続きCP+2024の会場レポートさせていただきます。

今回は、レオフォト・エツミ・HasselBladブースを取材してまいりましたので順番にご案内いたします。

レオフォトジャパン

レオフォトジャパンでまず気になったのは、参考出展されておりましたビデオ雲台「FH-10」です。

カスタムモデル含めスチル用のイメージが強いメーカーのビデオ雲台は非常に気になるところです。

機械式でのフリクション調整が可能で、75㎜のハーフボール式を搭載。

気温にとらわれず、スムーズな画作りができるとともに、水平出しも容易に行える。

カウンターバランスも8段階に調整可能なため、ミラーレスカメラからビデオカメラまで幅広く対応が可能そうでした。

なんといってもクイックシュープレートがアルカスイス規格を採用している点が、スチルをメインとしている三脚メーカーならではと思いました。

他にも、風景写真家 辰野清さんプロデュースモデルの実機展示もされていました。

注目したいポイントはアンブレラホルダーの作り込みと、雲台・足のカスタム部分です。

アンブレラホルダーは、純正以外の傘も使用できる規格で作られたグリップが付属。

レオフォトのタフなユニバーサルアームとの組み合わせで雨の日も安心して撮影が可能。

また、雲台は標準タイプに比べコントロールノブが上位機種と同じものが採用されるとともに、ラバーが標準装備され、非常に握りやすくさすがプロデュースモデルという印象です。

LS284・LS-364ともに在庫の残りは少ないとのこと。気になる方は早めのお問い合わせがよいかと思います。

エツミ
エツミブースで気になったのは、

参考出展されていました望遠レンズがスッポリ入るバッグパック「LPX」

CanonのRF200-600 F5-6.3 L IS USMやSONYのFE200-600 F5.6-6.3などのクラスにカメラ本体を取り付けたまま収納が可能なバックパック。

今までもっと大きなレンズ対応のバッグや、純正ケースはありましたが、こちらは専用設計されているためより安心して使用が可能です。

野鳥やモータースポーツ・航空機撮影等でニーズの多い超望遠ズームだけにこのバッグを求めているユーザーは多いのではないかと思いました。

サイドにとりついたポーチには、予備カメラやレンズが入れられるとともに、必要ない際は取り外せるなど、使用用途に合わせてカスタムが可能です。

作りもしっかりしており、特に底はクッションが分厚く作られておりかなりの安心感がありました。


その他、機動性に優れたショルダータイプや、小型軽量ボディに特化したバッグなど幅広いニーズにこたえられる商品展開がされています。

最近は、スマホ用ホルダーも大変人気だそう、

容易にLEDライト等のアクセサリーを取り付け出来、自撮り含め、Vlog等の撮影幅がより広がるアイテムです。

かゆいところに手が届くユニークな商品が豊富なエツミブースよりお届けいたしました。

HasselBlad
個人的に大注目のブースHasselBlad。

1月24日に発売された907X & CFV 100Cが、X2D 100Cと共にタッチ&トライが可能でした。

なかでも注目は、907X & CFV 100Cです。

約5,000万画素のデジタルバック「CFV II 50C」の後継機で、画素数が約1億画素にアップしたと共に、操作性も向上。

新たに位相差検出AFに対応したことでフォーカス速度が300%向上し、顔認識も刷新され人物撮影もより撮影しやすくなったそうせす。

実際に触ってみた印象としましては、他にない形と、シンプルな操作ボタン携帯でありながら必要な操作系の作り込みが考えられた設計で想像以上に操作・撮影がしやすいと感じました。

オートフォーカスも非常に早く、こんなに軽快に使える1億画素カメラがあったかと驚きました。

そして、こちらのモデルといえば907XおよびXCDシリーズレンズと組み合わせて使うほか、Vシステムカメラへの装着に対応していることが魅力の一つ。

会場にVマウントの503CXiを持ち込んで試させていただきました!
対応しているため、当たり前ですが、装着は非常に簡単。

フィルムバック同様に装着するだけで、カメラを自動認識し、使用できるようになります。
クラシカルなフィルムカメラが、一瞬にして最新のデジタルカメラに。

ハッセルブラッドユーザーとしては、いつかは欲しいカメラ間違いなしです。
907X & CFV 100C共に、前モデルより部材等の見直しがされ、120g軽量化されており、より機動性が向上している点も魅力的です。

1TBのSSD(書き込み:最大2,370MB/秒、読み込み:最大2,850MB/秒)を内蔵&CFexpress Type Bカードスロットを搭載しているため、1億画素の画像保存も軽快かつ安心して行ます。

残念ながらCFexpress Type Bカードを会場に持ち込んでいなかったため、撮影データの持ち帰りがかなわず……。

いつか手にして、レビューしたいカメラでした。

その他ブースでは、907Xのアニバーサリーエディションキットの展示や、ヒストリーの紹介など、ハッセルブラッドファンにとって魅力的な展示ばかりでした。


以上3ブースの簡単ではございますが、様子をお届けいたしました。