ソニー皆さま こんにちは。 ナニワグループ 猫写真担当 見崎です。
2024年の神戸市内での桜開花は、昨年より1週間程度遅れました。
桜を楽しみにしているフォトグラファーの皆さまは、天気予報とカレンダーと睨めっこしながら、撮影チャンスを考えたことと思います。
さて、今回の撮影レビューは、オールドデジカメの新入予備生と呼べそうなフルサイズミラーレスカメラ SONY α7で気分転換を兼ねながら4月上旬に桜と猫を絡めた光景を撮影してきました。
モデルは、いつもお世話になっている神戸の猫たちです。
【発売は平成25年(2013年)】
【α7】有効画素数2430万画素と同時に、有効画素数3640万画素の高画素機種【α7R】が登場し、この2機種でα7シリーズは始まりました。
【α7登場時の各社ミラーレスカメラは?】
■ニコン 1型センサー(13.2×8.8mm)
Nikon1 J3
■キヤノン APS-サイズセンサー(22.3×14.9mm)
Canon EOS M2
■富士フイルム APS-サイズセンサー(23.5mm×15.7mm)
FUJIFLIM X-PRO1
■オリンパス 4/3型センサー
OLYMPUS OM-D E-M1
■パナソニック 4/3型センサー
Panasonic LUMIX GH3
■ペンタックス 1/2.3型センサー
PENTAX Q10
ニコン1マウント、キヤノンEF-Mマウント・ペンタックスQマウントのミラーレスカメラは、現在ではメーカー生産完了。
特に、ニコン1マウントは、プロフェッショナルに確実な支持を得ている「ニコンZマウント」の影響で、ひっそりと消えてしまいました。
【ボディはわずか474グラム】
フルサイズセンサー搭載のレンズ交換型カメラで従来製品より軽くなったと言われていた【EOS 6D】でおよそ755グラム(電池・SDカード含む)、【D600】でおよそ850グラム(同条件)、レンジファインダーカメラでは【M 240】でおよそ686グラム(同条件)と、α7の方が212~376グラムも軽量化を実現しています。
【シャッターボタンは今ではめずらしい上カバーにあります】
【フォーカスポイントのサイズは大きい】
一方で初代α7の測距ポイントは117点。
花びらや昆虫などピンポイントでオートフォーカスを使って追い込みたい派の方にはα7は少々不便さを感じるかもしれません。
【ボディ内手振れ補正はありません】
しかし、フルサイズミラーレスカメラ黎明期を支えた【α7】 【α7R】 【α7S】は未装備なので、手振れの自信のない初心者の方は、レンズ内手振れ補正付きの交換レンズを選びましょう。
ボディ内手振れ補正がない分、オールドデジカメの分類に入れてしまう好条件?になっていますね。
【気になる中古市場は】
キズの付きやすく・コーティングの剥がれやすい背面モニターを採用しているため、スレキズの多いクラスでおよそ5万円代、外観が綺麗な個体でおよそ6万円代で購入できます。
【最後に】
インターネットオークションの性格上、驚くような低価格で落札できる場合もありますが、大きな不具合を抱えているリスクも多くあります。
また、店頭で実機を触りながらテストできるほか、購入後に動作不良があった場合は初期不良対応も承っております。
はじめてのオールドデジカメで迷っている方は、是非とも当店でご用命くださいませ。
■モデルになってくれた猫たち
ビクトリアちゃん・ラッキーくん・こにゃんちゃん・しま子ちゃん・にゃん吉くん・ダズくん・チロちゃん・コココちゃん・ジュリアンちゃん・チョビくん
※猫の飼い主の事前承諾のうえ、猫を撮影
■使用レンズ
タムロン 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC