【フィルムライクに撮り比べ!】FUJIFILM X-A7実写レビュー

こんにちは! レモン社池袋店の宮です(・v・)ノ

今回はスマホ撮影からステップアップするのにも最適なミラーレス一眼、【FUJIFILM X-A7】のご紹介です!
FUJIFILM X-A7【スペック】

発売日:2019年10月25日
有効画素数(センサー形式):2424万画素(APS-C)
使用メディア:SDカード(~2GB)/SDHCカード(~32GB)/SDXCカード(~512GB)
手振れ補正、WiFi、タッチパネル、顔認識機能:搭載
液晶:可動式(バリアングル)
重量:455g(カメラ本体+キットレンズ「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」)

【外観】
女性の手でも持ちやすいサイズ感!
コンパクトなので、普段使いから旅行まで気軽に持って出掛けられそう( ´v`)

液晶はバリアングルで、自撮りにも最適ですね♪

タッチパネル式なので、スマホ感覚で撮影が可能です。

スマートフォン・タブレット端末用の無料アプリ(FUJIFILM Camera Remote)をダウンロード、ペアリングしておけば、端末に画像・動画を自動転送することもできます^^

「撮ったその場で簡単にシェア、SNSにUPできるか?」は、ミラーレス一眼の購入検討する際に、結構重要ポイントかもしれませんね( . .)φ"

そして、FUJIFILMといえば「フィルムシミュレーション」!!

設定ひとつでフイルムライクな撮影ができるので、「フィルムが高いから……」「レトロっぽい写真が撮りたい!」という方にもおすすめです( ´v`)

同じ被写体でも、設定によってずいぶん印象は変わりますね↓↓
フィルムシミュレーションも左右で比較しながら選べるので、どれを選べばいいかわからない……という方も安心(*^_^*)

いざ【実写!!】

さて、前置きが長くなりましたがいよいよ散歩に繰り出します!

せっかくフィルムシミュレーションができるので、違いがわかりやすいようカラーとモノクロで撮り比べしてみました♪

初めてミラーレス一眼を使うと仮定して、設定はすべてP(プログラムオート)、フィルムシミュレーション、露出のみ設定でレタッチなしの撮って出しです!

まずは瑞々しいネモフィラ!!淡いブルーが可愛らしいですねぇ…
(フィルムシミュレーション:PROVIAスタンダード f/6.4  1/500秒 ISO200 )

モノクロで撮影するとこんな感じ↓
うんうん、いいんじゃないでしょうか( ・∀・)
(フィルムシミュレーション:モノクロフィルターなし f/6.4  1/500秒 ISO200 )

花壇いっぱいのビオラ!春は花がたくさん咲いていて被写体に困らなくていいですね~!
鮮やかな色が目に楽しい( ´v`)
(フィルムシミュレーション:Velviaビビッド f/8  1/450秒 ISO200 )

モノクロにするとどうかな?
(フィルムシミュレーション:モノクロフィルターなし f/8  1/450秒 ISO200 )

…あれ!?!?なんか思ってたんと違う……
密集しすぎてて、一瞬何が写ってるのかわからない……

それもそのはず、モノクロでの撮影は明度(色の彩度)より輝度(色による明るさの違い)のほうが影響が出やすいからです(・o・)!

以前私が連載しておりました「【白と黒で表現する】モノクロ写真入門①」でも明度と輝度の写りの違いについて触れているので、「なにそれ??」と思う方は是非見てみてくださいね~!

【モノクロで撮ってみる】

ここからはモノクロ向きの被写体にフォーカスしていきます٩(・v・)و
(フィルムシミュレーション:モノクロフィルターなし f/6.4  1/250秒 ISO200 )

(フィルムシミュレーション:モノクロYeフィルター f/5.6  1/480秒 ISO200 )

形に注目して撮影。バックが黒だと、被写体が際立ちやすいですね!

(フィルムシミュレーション:モノクロYeフィルター f/4.5  1/60秒 ISO200 )

なめらかなグレートーン……
モノクロはノスタルジックなものと相性がいいですね。

(フィルムシミュレーション:モノクロフィルターなし f/7.1  1/450秒 ISO200 )

(フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター f/6.4  1/420秒 ISO200 )

(フィルムシミュレーション:モノクロフィルターなし f/5.6  1/320秒 ISO200 )

色よりも、光や影を写すような気持ちで被写体を探すといいかもしれません。
(フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター f/5.6  1/70秒 ISO250 )

ピントの合っていない写真でも、物語のワンシーンのような雰囲気に。

さて、ここからは桜を撮影していきましょう!
穴場の撮影スポット、大堀川リバーサイドパークでございます(・v・)v

こちらは市民が桜の里親になって植樹されたもので、4㎞に渡りソメイヨシノの桜並木が続きます。

ウォーキングやサイクリング、犬の散歩で行き交う人が多く、市民の憩いの場として定着しております^^
(フィルムシミュレーション:クラシッククローム f/6.4  1/320秒 ISO200 )

先週はまだ寒くて開花も足踏み状態でしたが、ここ1週間で一気に満開になりました!
(フィルムシミュレーション:PROVIAスタンダード f/5.6  1/400秒 ISO200 )
(フィルムシミュレーション:モノクロフィルターなし f/6.4  1/400秒 ISO250 -0.3 補正)

モノクロで撮影すると、しっとりした印象です。

(フィルムシミュレーション:PROVIAスタンダード f/6.4  1/210秒 ISO200 )

桜が際立つよう濃い色がバックになる位置で撮影してみました。
(フィルムシミュレーション:モノクロYeフィルター f/6.4  1/210秒 ISO200 )

設定そのままでモノクロにするのもいいですが、西日で空のブルーも薄くなってきたので、画面の上半分が若干眠く(コントラストが弱く)見えます。
(フィルムシミュレーション:PROVIAスタンダード f/5.6  1/140秒 ISO200 +0.3補正)
(フィルムシミュレーション:モノクロYeフィルター f/5.6  1/160秒 ISO200 +0.3補正)
(フィルムシミュレーション:ASTIAソフト f/5.6  1/170秒 ISO200  +0.3補正)
(フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター f/5.6  1/170秒 ISO200  +0.3補正)

カラーだと違和感はありませんが、モノクロだと情報が少ない分、空の色と光の当たり具合がよりシビアになる気がします。淡い色のものを撮るのは難しいですね…
(フィルムシミュレーション:クラシッククローム f/5.6  1/160秒 ISO200  +0.3補正)

逆光ならどうだ!?

(フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター f/5.6  1/160秒 ISO200  +0.3補正)

お!いいかも!?
(フィルムシミュレーション:セピア f/5.6  1/300秒 ISO200  -0.3補正)

セピア調も雰囲気があってイイネ

(フィルムシミュレーション:Velviaビビッド f/5.6  1/210秒 ISO200 )

いよいよ陽も暮れてきました……

(フィルムシミュレーション:モノクロYeフィルター f/5.6  1/210秒 ISO200 )

うーん、やっぱり暗すぎる~!

(フィルムシミュレーション:Velviaビビッド f/5.6  1/90秒 ISO200 )

桜はもう難しそうなので菜の花を撮ります
(フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター f/5.6  1/90秒 ISO200 )

居るのはわかるけどちょっと遠い……

(フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター f/4.5  1/140秒 ISO200 )

そして最後に撮ったのは存在感のある柳の木でした( ´v`)
焼き込み・覆い焼き等で仕上げればいい感じに仕上がりそうなカットです。

【1日使ってみて】

さて、今回ご紹介しましたFUJIFILM X-A7、冒頭で紹介したとおり「はじめてミラーレス一眼買おうかな」と考えている方に、まさにピッタリなカメラだな……と思いました。

普段はM(マニュアル)やA(絞り優先)を使うことが多いのですが、P(プログラムオート)もなかなか侮れないです……!

シャッタースピードももちろん手振れの起こりにくい設定にしてくれますし、「あれ?思ったより(被写界深度が深くて)後ろまで写っちゃった……」というような的外れ感も少なく感じました。

レモン社池袋店でも在庫がありますので、気になった方は是非お手に取ってみてくださいね٩(・v・)و
※売り切れの場合はあしからず!