サードパーティーレンズ カメラのナニワ 京都店

SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sportsで神戸どうぶつ王国を攻略する

カメラのナニワ京都店阿部です。

過去に神戸どうぶつ王国に行ったことがありまして、ちょうどアニメけものフレンズが流行った頃ですね。

サーバルもフェネックもスナネコもコツメカワウソも(以下略)いるじゃん!ってことでアニメ好きの友人と行ったわけですが、本当に素晴らしいところなのです。

野生に近い環境で放し飼い状態の動物も多く、動物たちを近い距離で見られるのが嬉しいです。

心残りとしては、その時標準ズームレンズしか持って行かなかったことです。

動物をアップで撮りたいとなると、いくら神戸どうぶつ王国でも標準レンズでは少しきついところ。

今回は

SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports(Lマウント用)

を用意して、リベンジへと伺いました。


ちなみに神戸どうぶつ王国はもともとは花鳥園でございました。

その名残もあって園内にはたくさんのお花がありますので、お花撮影も可能です。

200mm | F2.8 | SS 1/400 | ISO 100 | LUMIX S5II

こちらはウォーターリリーズというエリアで撮影したスイレン。

ボケ、シャープ、立体感ともに言うことなしで、この1枚で素晴らしいレンズであることを確認できます。


アフリカの湿地

アフリカの湿地と呼ばれるこのエリアでは、王国のシンボルともいえる、ハシビロコウさんがおられます。

200mm | F2.8 | SS 1/800 | ISO 100 | LUMIX S5II

普段は池の中の巣で立っていて、調子の良いときは人の歩く通路まで上がってきてくれていました。

ハシビロコウは大きいしあまり動かないので、撮りやすい被写体。
200mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 125 | LUMIX S5II

君たちはどう生きるか・・・

このレンズなら全身からお顔のアップまで一本で撮影できました。

このエリアではハシビロコウ以外にも多くの鳥が放し飼い状態。168mm | F2.8 | SS 1/640 | ISO 100 | LUMIX S5II 200mm | F2.8 | SS 1/500 | ISO 100 | LUMIX S5II
片足で休む?シロトキ。


小さい鳥も難なく撮影可能です。

F2.8のゾーンAFできっちりピントを合わせてくれて、素晴らしいレンズです。

ちなみにボディはLUMIX S5II。AFの自動認識は動物に設定しております。

200mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 200 | LUMIX S5II 128mm | F2.8 | SS 1/400 | ISO 250 | LUMIX S5II

また、ここではワオキツネザルも放し飼いされております。

足元を駆け抜けていったり、近づいてくれたりと人慣れしており、初めて来たときは衝撃を受けましたね。

200mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 100 | LUMIX S5II

ワオキツネザルのポートレート。ライティングが良かったことも相まり、毛並みの一本一本まで解像しています。

サーバル、フェネックはガラス越しでご覧いただけます。可愛い~。
70mm | F2.8 | SS 1/125 | ISO 100 | LUMIX S5II 200mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 160 | LUMIX S5II
200mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 125 | LUMIX S5II


コンタクトアニマルズ(北フロア)

70mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 320 | LUMIX S5II

オーストラリアガマグチヨタカの子どもたちの展示が。4月に生まれたそうです。

仲良く寄り添って、愛くるしい表情がたまりませんな。

70mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 100 | LUMIX S5II

砂漠の天使」と言われるスナネコ。

砂漠地帯に生息する唯一のネコ科動物で、大人でも子猫のような大きさでフワッフワで可愛い。

見た目に反して気性が荒く、人になつかないのでペットには向きません。


アジアの森

レッサーパンダが木の上をうろうろしていました。

柵の代わりに堀が設けれているのですが、かなりの距離まで近づくことができます。200mm | F2.8 | SS 1/400 | ISO 100 | LUMIX S5II

200mm | F2.8 | SS 1/400 | ISO 500 | LUMIX S5II

すっかりリラックスしているレッサーパンダを。癒されますね。


熱帯の森

アルダブラゾウガメが練り歩くこちらもユニークなエリア。

こちらでも多くの動物が放し飼いにされておりました。
200mm | F2.8 | SS 1/500 | ISO 2000 | LUMIX S5II

カンムリシャコは体長24~28cmの小型の鳥。

赤色の冠羽があるのはオスだとか。
73mm | F6.3 | SS 1/500 | ISO 1600 | LUMIX S5II

ミナミコアリクイ。けっして捕らわれているわけでなく、自らそこを選んで爆睡しております。兄弟かしら?

131mm | F2.8 | SS 1/500 | ISO 2500 | LUMIX S5II

155mm | F2.8 | SS 1/60 | ISO 160 | LUMIX S5II

ルリコンゴウインコ。液晶のCMになりそうな美しい羽色。

木の実を食べようと器用に足を使っておりました。

なぜ熱帯の鳥はこんなに派手な色なのかは諸説ございますが、天敵となる肉食動物は基本的に色が認識できず、同じ仲間は認識できるので「仲間や異性に目立つため」という説が有力だそうです。

200mm | F2.8 | SS 1/500 | ISO 640 | LUMIX S5II

ちょこちょこと木々を飛び回っていたのはコモンマーモセット。

体長約25~30cmほどの小さいサルで、耳まわりのフサ毛と表情が愛らしいですね。

コモンマーモセットもかなり近い距離を動き回ってくれますが、なにしろ小さく動きが早いので、やはり望遠で狙うのが吉です。

 

スマトラトラ生態園

200mm | F2.8 | SS 1/500 | ISO 4000 | LUMIX S5II

スマトラトラが近づいてきてくれた瞬間を激写。迫力がすごい!


アウトサイドパーク

200mm | F2.8 | SS 1/320 | ISO 100 | LUMIX S5II

フタコブラクダ。ラクダ乗り体験もできます。

ほかにも馬やカンガルー、鹿などがいて、餌やり体験ができます♪


Wings(ウィングス)~フリーフライトバードパフォーマンス~

最後に屋外で鳥たちがパフォーマンスをおこなうウィングスを見にいきました。

200mm | F6.3 | SS 1/1250 | ISO 500 | LUMIX S5II
200mm | F6.3 | SS 1/1250 | ISO 640 | LUMIX S5II

まずは猛禽類が猛スピードで飛びまわります。

さすがに早くて、こういう撮影に慣れない私はあまり多くは捉えられませんでしたが……。
200mm | F7.1 | SS 1/2000 | ISO 800 | LUMIX S5II

オウム科になるとまだ私でも捉えられるスピードに。

一所懸命飛ぶ姿が応援したくなります。オオバタンという鳥だと思います。

200mm | F7.1 | SS 1/1600 | ISO 1000 | LUMIX S5II

飼育員さんの指にとまる瞬間を。

だいぶ端っこの構図になってしまいましたが、写真としては好きです。

実用では思いっきりトリミングしても良い場面ですね。

138mm | F8 | SS 1/1600 | ISO 1600 | LUMIX S5II

ルリコンゴウインコとアカコンゴウインコ。仲が良いのか、ペアで飛び回っておりました。

200mm | F8 | SS 1/1600 | ISO 800 | LUMIX S5II

200mm | F8 | SS 1/1600 | ISO 2000 | LUMIX S5II

200mm | F8 | SS 1/1600 | ISO 1250 | LUMIX S5II

拡大して見るとややピンボケしているのですが、こちらも良いシーンを捉えられました。


SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sportsで神戸どうぶつ王国をまわってみて

持って嬉しいSIGMAのビルドクオリティは健在。

やはりこのクラスとなるとそれなりのサイズ感ではございますが、比較的軽くコンパクトに抑えられているのが嬉しいです。

一眼レフ用の「70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports」と比べると約460gも軽量化されており、一日どうぶつ王国を歩き回っても苦になりません。

また、インナーズーム式でズームしてもレンズが飛び出さず、他のお客様の迷惑になりにくいのもありがたいです。

神戸どうぶつ王国は動物たちにとっても過ごしやすいよう工夫されておりますが、良い環境でのびのびと暮らす動物たちをアップでしっかり捉えられて楽しかったですね。

神戸どうぶつ王国にはまだまだ紹介できてない動物たちがたくさん暮らしております。

お気に入りのカメラ・レンズとともに撮影をお楽しみください。

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