OM-1 Mark IIをお借りしました!【飛行機などいろいろ撮影してみました】

こんにちは! ナニワグループ飛行機担当・空美のYです。

と言いつつ今回は飛行機半分ほど、その他色々でお伝えしたいと思います!

さて本日は今年2月に発売されたOMデジタルソリューションズ様のOM-1 MarkⅡのデモ機をお借りする機会をいただきました!

こちらを使用していろいろ撮影してきましたのでご紹介してまいります。

【今回お借りした機材】

今回お借りした機材はOM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROレンズに1.4倍と2倍のテレコンバーターのセットです。

35mm判換算80-300mm、2倍テレコン装着時はなんと600mmまで撮れます!

今回使用のボディ+レンズ+テレコンの総重量は約1500グラム、私が普段使っている愛機はカメラ+レンズで約2300グラム。

使った感想の第一印象は当たり前ですがとにかく軽い!機動性が良い!!に尽きました。

1日中カメラを持ち歩いて撮影しましたが、この軽さとコンパクトさは非常に感動もので、一眼レフユーザーの私としてはすっっごくありがたかったです。

【いざ、飛行機撮影へ! 】

ということで羽田空港に行っちゃいました!

この日は地元大阪の伊丹空港の天気予報があまり良くなかったので仕方なく……。いえいえ、羽田で撮りたい場所があったので行きたかっただけです!!

ということでわざわざ羽田へ着いてみたら思った以上に霞んでる---- (泣)

そんなことはよくあることでいざ撮影場所へ……。
こちらの場所、風向き・時間帯限定ですが、ド正面から離陸する飛行機が狙える飛行機好きにはたまらない場所です。

どんどん天候が悪化し強風吹く中での撮影でしたが、カメラの重量が軽い&強力な手振れ補正のおかげで、なんなく撮ることができました!
その他に羽田空港で撮影してきた写真たちです。

最短1分間隔で離発着が行われてるため、飛行機見て、美味しいもの食べて、お土産買ってと1日空港で過ごしても楽しいですよ♪

【飛行機の聖地 千里川へ】

今回せっかくF2.8 PROレンズをお借りしたので、ホームでもある大阪の伊丹空港の超有名スポットである千里川の土手に行ってきました。

日没後の刻々と空の色が変わる瞬間、今!まさに!!って時に飛行機がいない・・・
まぁこんなことは飛行機あるあるです。

こちらの写真、翼の下のエンジンが赤く光っているのが分かりますでしょうか?


トリミングした写真はこちら↓
機種やエンジンの種類など、色々な条件が揃わないとこういう風に撮ることはできないのですが……。

離陸時にエンジン出力をフルパワーにした瞬間、エンジンに赤い炎が出ることがあります。これは「練炭ジェット」と呼ばれています。。

この練炭を極めたいがために、夏は蚊と戦いながら、冬は寒さに耐えながら、頑張って撮影に通ってますがやっぱりなかなか難しいーーー (泣)


【最大8.5段の手振れ補正機能】

OM-1 MarkⅡのポテンシャルを体感すべく、飛行機以外にもいろいろと撮影してみました!

こちらは万博記念公園で花火を撮影してきたもの。レンズは店頭在庫のPanasonic LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.を使用しています。

事前の触れ込みでは10秒でも手持ちで撮れますよ!ということでしたが、まずは5秒程度で撮影してました。(10秒手持ちは自信が無かったので……)
いざ息を止めてなるべく動かないように意識しましたが、さすが!!!!!キッチリ止まってくれました。
こちらは40-150の広角端40mmで4秒手持ち撮影してみたものです。

手持ち撮影アシスト機能を使い、画面中央のグレーの枠内からはみ出ないよう撮影しました。

参照:OM SYSTEM 「手持ち撮影アシスト」解説

枠内で白い線が動き回ってたのですが撮った写真を見てビックリ、こんなにもブレなく写ってるとは……。

これなら普段使っている三脚からの軽量化もできますし、手持ちでもカバーできるように
なりますね!

【星空撮影をサポートする多彩な機能】

私ごくたまーに星景写真も撮るのですが、初めて使ってみたナイトビューモード星空AF、めっっちゃ便利な機能でした。

さらにライブコンポジット機能を使い、まちなか星景写真にチャレンジ!!

千里中央店の近所で星の軌跡撮影(スタートレイル)を撮影しようとカメラをセッティング。ここでナイトビューモードが役に立ちました。

肉眼では見えなかった雲も背面モニターでバッチリ確認することができましたので別日に再チャレンジ!
まず60分ぐるぐるしてみました。

人の光跡が写ってしまったため、一旦撮影を止めました。(画面下のオレンジ色の光)
ちょっと光跡が短いなぁと思い再度撮影を開始。今度は30分ぐるぐるして……。

2つの画像を比較明合成しました!

いかがでしょうか? 都会の明るさで肉眼では星が見えなくても、簡単な設定で撮れることができますよ!

【進化したプロキャプチャーモード】

突然ですが私、たまに鳥撮りでもありまして……。このプロキャプチャーモードを近所の緑地公園で使って鳥を撮ってみました。

鳥などが飛び立つ瞬間を逃さない、一眼レフでは難しかった瞬間の記録ができるように
なったこの機能、他社メーカーでは「プリ連写」などの名前で呼ばれています。
偶然”シジュウカラ”の巣を発見、雛に何度も餌を運んでるシーンに遭遇したので、プロキャプチャーモードで羽を広げてる姿を撮影することができました。

しかしこのプロキャプチャーモード、最大にして唯一の欠点がボツ写真も大量に記録されてしまう点……。

後で消去するのもめちゃくちゃ大変でした……。
この日はラッキーなことに珍しい野鳥に遭遇しました。サンコウチョウ(三光鳥)という渡り鳥で、毎年5月ごろから見れるそうです。

暗い木が生い茂った場所を好むそうで日陰に枝被りと……。とても撮りづらかったのですが貴重な鳥を撮ることができて満足でした!

アイドリングがブルーなのが特徴なのですが、この写真ではわかりにくくてスミマセン。
実際はすごくかわいくてキレイな子なんです。

こちらの尾羽が長いほうがオスです。
そしてこちらの尾羽が短いほうがメスだそうです。

【フィルターなしで減光効果を適用できるライブND】

↑ND2効果適用

このライブNDとは、複数撮影した画像を合成することで長時間露出したような画像を得ることができる機能です。
↑ND効果なし

減光効果のあるNDフィルターを装着して長秒撮影したような効果をボディ内の画像処理で得ることができます。

NDフィルターを付けなくても、背面の液晶画面で画像を目で見て確認しながら撮れるので大変便利な機能だと思います。
↑ND16効果適用
↑ND128効果適用

さらに従来からのライブNDにND128が追加されました。

ND128だとすごいですね、水の流れが……水の流れじゃないみたい!?

【使ってみた感想】

以上ここまで!! 今回借りた機材で撮影した写真のご紹介でした。

使ってみた感想は
・やっぱり軽い
・全然ぶれないやん!!
・めっちゃほしいーー
でした。

OM-1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS 製品レビュー

OM-1 Mark IIもさらに詳しいスペックにつきましては、前にレビュー記事が出ていますのでこちらもご参考にどうぞ。

また、ナニワグループオンライン・店頭でご注文も承ります!



やっぱり最新機材はいいね!そーいうことでまた次回をお楽しみに。

次はどの飛行機を撮ろうかな……。