クラシックカメラ レモン社 渋谷店

Voigtlander VITESSA【使用レビュー】

こんにちは!渋谷店の渡邉です!

今年の夏も終わりが近づいてきていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

日中も少しずつ暑さが和らいで、少し夏を名残惜しく感じてしまいますね(ぶっちゃけ早く涼しくなってほしい)

というわけで今回は去年の10月頃に長野への旅行で持って行ったカメラ、Voigtlanderの【VITESSA】を紹介しようと思います。

毎度のことながらあくまで使用レビューなので解説はザックリといきます。

涼しげな写真を見つつ今年の秋の予定を考えてみてください!


【Voigtlander VITESSA】
今回紹介しているのはVITESSA Nです。

  露出計は非搭載となっております。

メーカー Voigtlander
発売日 1954年
使用フィルム 135mm
シャッター 1-1/500、B
レンズ 固定式 Color-Skopar 50mm f/3,5
サイズ 135×75×73(撮影時),43(格納時)
重量 660g

フィルムカウンターは正面
巻上レバーは底面にあります。


<strong【作例】

使用したフィルムはKODAKのProimage 100です。

場所は長野県白馬の岩岳マウンテンリゾート辺り。


埼玉県日高市、巾着田の彼岸花


【使用感】
VITESSA自体かなり軽量かつコンパクトでとても取り回しの良いカメラでした。

レンズを収納するとジャケットの下やポケットにも入れられてしまうので旅行時や手軽にスナップ写真を撮りたい場合はお勧めできます。

使用していてちょっと気になったのは煙突
(プランジャー)が頻繁に飛び出してしまう所と(レンズ部分)が勢いよく飛び出してくる所でしょうか……。

プランジャーは意外と勢いがよくて暴発して指に当たると普通に痛いです(笑)

自分の個体は少し固定が弱いのか移動中によく飛び出してきました。


【まとめ】
独創的でシンプルな見た目がとても魅力的で、プランジャーを押すことでチャージをするという所作も癖のあるカメラ好きにはたまらないでしょう。

ただ、癖があるという事は危うい部分も抱えているわけで、レンズ部分は開く勢いが強すぎて故障してしまうことがあるようなので、開くときは手で押さえて優しく開けてあげる必要があります。

今回紹介したのはN型でしたが、実はA型、N型、L型、T型と種類があり、なんともコレクション欲をざわつかせるカメラです。

私はA型とN型は持っているのでLとTも……と魔が差してしまいます(笑)

それでは以上をもって締めさせていただきます。

以上、つい最近T型を買う一歩手前で思いとどまった渡邉でした~

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