Nikon ナニワグループオンライン

NIKKOR Z 50mm f/1.4とZ fc HERALBONYコラボモデルを見てきました【ニコンプラザ大阪】

こんにちは~。編集長の中村でございます。

本日、ニコンプラザ大阪さんにお招きいただきまして、ここ最近出た新製品をいろいろ見てまいりました!

簡単なレポートをまとめましたのでどうぞご覧いただければと思います~!

【27日発売予定の50mm F1.4!】

まずは来週金曜日の9月27日に発売を控えている新製品・NIKKOR Z 50mm f/1.4のご紹介から。

これまでZマウントの50mmレンズはNIKKOR Z 50mm f/1.8 S・NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの2本がありましたが、新しくF1.4のレンズが登場しました。

先行する2本はハイエンドクラス「S-Line」のレンズだったのに対し、今回登場したこちらのNIKKOR Z 50mm f/1.4は「S-Line」ではありません

7月に発売されたNIKKOR Z 35mm f/1.4同様、「F1.4の大口径レンズだけどF1.8とほぼ同サイズに収めました」というコンパクトさ価格のお手頃さがウリとなっています。
NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sが重量約415gなのに対し、こちらのNIKKOR Z 50mm f/1.4は重量約420g

違いはわずか5g

ただし、NIKKOR Z 50mm f/1.4は、EDレンズなし・非球面レンズは1枚のみ。ナノクリスタルコーティングも使われていません。

一方でNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは、S-LineのレンズらしくEDレンズ2枚・非球面レンズ2枚使用ナノクリスタルコートが施されています。

輝度差があるシーンでの撮影逆光時のゴースト・フレアの出にくさではS-Lineの50mm f/1.8のほうが有利かもしれません。

とはいえ、50mm f1.8は2018年に発売された6年前のレンズ。その間にレンズ設計技術も進歩しているでしょうから単純な比較はできないでしょう。

手で持ってみるとこんな感じ。

400g台なのでフルサイズ用標準レンズとしてはかなり軽い部類で使いやすそうですね!

地味にありがたいのはコントロールリングが設けられたところ。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sにはコントロールリングがついていませんでしたが、「ファインダーを覗きながら操作したいからリングは付けて欲しい」という要望があったそうです。

単なる絞り環と違ってISOや露出補正などいろいろな機能を割り当てられるのでめちゃ便利ですよね~。

そしていま記事を書くためにカタログスペックを見ていたら、最短撮影距離が0.37mとかなり「寄れる」仕様になっていることに気づきました。

50mmレンズだと最短撮影距離が0.45mぐらいのものが多いですので、ここは結構なアドバンテージかなと思います(50mm f/1.8 Sも最短撮影距離0.4mで優秀)
先ほどちらっと名前を出したNIKKOR Z 35mm f/1.4をはじめ、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S・NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sもあわせて展示されています。

自由に撮り比べもできますので、S-Line f1.8シリーズと新登場のf1.4シリーズがどれくらい違うのかもじっくり確認できますね。

ちなみにNIKKOR Z 35mm f/1.4は約415gとなっており、NIKKOR Z 50mm f/1.4とは5gしか違いません

X(Twitter)でちらっと見かけたのですが、サイズや重量バランスもほぼ同じなのでジンバルにカメラを載せてレンズ交換する時にも再調整しなくて良いらしいですね。

PanasonicさんのLUMIX Sシリーズ単焦点のように、このf1.4シリーズも動画撮影のワークフロー簡略化を意識しているのだとしたらとても便利そう!

今後のラインナップ追加を注視していきたいですね~。

【限定販売のコラボモデル Z fcも】

続いてご紹介するのは、先週9月12日(木)に発表されたコラボモデルのZ fc

新進気鋭のアートブランド・HERALBONYとコラボしたこちらのアイテムは全世界800台限定生産となっており、ニコンダイレクトでのみ取扱いです。
HERALBONYは、150名以上もの主に知的障碍(がい)を抱えるアーティストとライセンス契約を結び、その作品を活かしたファッション・インテリア製品を展開するブランド。

プレスリリースを読むと、この製品プロジェクトは数年の期間を経てリリースされたものだそうです。 いや~オシャレでいいですね! 普通に欲しくなってしまうやつだ……。

ショーケース内展示のみでタッチ&トライはできませんが、実物のデザインを見てみたい方はぜひ足を運んでみていただければと。

なお、こちらのコラボモデル Z fcは10月9日(水)発売予定で、ただいま抽選販売申し込み期間中です。

9月30日(月)11:59までお申し込み可能ですので、気になっている方はお早めの抽選申し込みをおすすめします!

【いろいろな機材を試せるニコンプラザ!】

という具合で新製品をいくつかご紹介してまいりましたがいかがでしょうか?

個人的には、動画関連アクセサリーが併せて展示してあるのにめっちゃ釘付けになってしまいました。
SmallRigさんのZ6III用ナイトイーグルケージ! 差し色のゴールドがめちゃかっこいい~!!

ケージ付きの実機を触れるところはほぼありませんので、こういうサードパーティーアクセサリーもプラザで見られるのはありがたいところですね。
そしてこれは新製品でも何でもないのですが、リモートグリップ・MC-N10がなかなか便利そうだなと思いました。

こういう風にガッツリと操作系がついているサイドグリップを単体で発売しているパターンは他社さんだと無かったように思いますが……。

手持ち撮影の場合は機材をがっちりホールドするのに役立ちますし、三脚に固定してローアングル・ハイアングル撮影する時にもカメラ本体から離して操作しやすいところに装着することもできるのはなかなか面白いなと感じました。

機会があったら一度使ってみたいですね~。
ちなみに、RED監修のN-LOG用LUTが先日配布開始となったので「何か展示あるかな~」と思ったのですが、こちらは現状だとまだ展示が無いとのことでした。

ですが今後、動画関連の展示は拡充していく予定であると伺いましたので、いろいろと期待しながら待っていようと思います!

という感じで簡単ながらニコンプラザ大阪さんのレポートを終えたいと思います。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました!

また次回のブログでお会いしましょう~。

【おまけ】

とんでもないお土産をいただいて帰ってきました……。

ついにデモ機をお借りいたしました、Z6IIIです!

こちら、短い期間ですが使わせていただける運びとなりましたのでいろいろと試してみて使用感を改めてレポートいたします~!

お楽しみに!

この記事のハッシュタグ

関連の記事

【旅のお供に】Z fcで切り取る京都・奈良
Nikon
2024/06/28

【旅のお供に】Z fcで切り取る京都・奈良

  • #ニコン Zシリーズ
Nikon
2024/06/21

Nikon Z6III タッチ&トライに行ってきました【ボリューム満点の体験型タッチ&トライ!】

  • #ニコン Zシリーズ
Nikon
2023/11/17

Nikon Z 30 & NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR【触るとわかる、使いやすさ】

  • #ニコン Zシリーズ
  • #動画・ムービー
もっと見る