【シャボン玉ボケレンズ】Trioplan 100mm F2.8 II 使用レビュー

こんにちは、あべのand店の山田と申します。

今年ももう終わりがみえてきましたね。

肌寒さが日に日に増して、ようやく冬の訪れを感じます。冬らしくなってきた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は、当店に新入荷してきたレンズが気になりすぎたので、実際に使ってレビューしていきたいと思います!

【Trioplan 100mm F2.8 II】

今回ご紹介していくレンズはこちら!

Meyer Optik Gorlitzの「Trioplan 100mm F2.8 II」です。RFマウントの中古品が入荷しております。

独特のボケ感やフレアが特徴のMeyer Optik Gorlitzのレンズの中でも、特に独特なシャボン玉のようなボケを生み出すと言われるレンズです。

ちなみにレンズの仕様はこんな感じ……。

焦点距離: 100mm / F2.8-F22
画角: 24°
レンズ構成: 3群 3枚
絞り羽根枚数: 15 枚
フィルター径: 52mm
最短撮影距離: 0.9m
全長: 83mm-115mm
重量: 320g-390g


今回は同じく売り場にあったキャノンEOS RPにつけて使用してみました。

早速作例もあわせてご覧ください。

【作例】

開放時はふんわりとした印象の写真に仕上がるイメージですが、絞ってみるとコントラストとシャープさが上がるなと感じました。

ただ、絞り込んでも写真自体は柔らかい印象に仕上がったと思います。実に私好みの写りではないですか!

次にお見せするのは、このレンズ特有のシャボン玉ボケ

レンズの絞りは開放に設定し、やや逆光ぎみのアングルで後ろにキラキラ光る被写体を入れればシャボン玉ボケの出来上がり!
大小大きさの異なるシャボン玉ボケが浮き上がって見えるところも面白いですよね。

エッジがかなりきいたシャボン玉ボケがそう見せているのかもしれません。思いっきり画角に太陽を入れてみると綺麗な円形のフレアが出てきました。

なんか猫じゃらしが発光してるみたいになりましたが(笑)

【感想】

ふんわりとした優しい写りと独特のシャボン玉ボケが楽しいレンズでした!

実は山田、このレンズが初MFレンズだったのですが、AFに慣れ過ぎて恥ずかしながら自分でピントを合わせる感覚をすっかり忘れており……。

シャッターを半押しする度に「あっ…」とピントリングに手を伸ばしておりました(笑)

余談はさておき……
焦点距離が100mmで画角が狭く、切り取り方が少し難しいと感じる場面もありましたが、今までの写真とは一味違う写り、ボケ表現を楽しみたい方はぜひお試しください!

あまり頻繁に出回るレンズではありませんが、たまに中古品が入ってきますので気になる方はオンラインショップを時々覗いてみていただければと思います。



また、こちらのレンズでシャボン玉ボケ(バブルボケとも言われます)に興味を持たれた方はこちらの記事も参考にどうぞ。
「バブルボケ」って結局なんなのさ?【作例多数】