写ルンです以外で使う初めてのフィルムカメラ Nikon FE【作例付き】

皆さんこんにちは。あべのand店の山田です。

皆様は年末年始はどのようなご予定ですか? ゆっくりできそうですか?

山田は撮影の予定を入れてしまったのでバタバタしそうです。

さて今回は、今までデジタルしか使ったとこのない私が、初めてフィルムカメラを使ってみた感想等々をつらつら書いていきたいと思います。

【Nikon FEではじめてのフィルム撮影】

写ルンですのような簡易的なフィルムカメラではなく、フィルム一眼レフを使ってみたいと常々思っていましたが中々に手を出しづらい!

まずマニュアルだし、撮った写真すぐに確認できないし、そもそもフィルムってどうやって入れるの!って感じだったので……。

ずっと避けるわけにもいかないので、これを機に試してみることにしたのですが。

でもフィルムカメラってどれがいいの?とまず思いますよね。
初めて使うフィルムカメラを悩んでいるときに店長にオススメされたのがこのNikon FE

1978年に発売された35mmフィルムカメラなんですが、露出計を内蔵しており明るさに応じてシャッタースピードや絞り値(F値)を自動で制御することができる絞り優先オートも搭載しています。

初めて使う人でも使いやすいカメラということで、こちらのNikon FEを使ってみることに。フィルムは富士フィルムのカラーネガフィルム、ISO400の36枚撮りの海外版を使用しました。

富士フィルムのISO400のカラーネガフィルムは緑色のパッケージの方がよく見かけると思いますが、今回使ったのはこのフィルムの海外版。

パッケージが違うだけで中身は同じはずなのに中々売れてくれないので、これを機に皆さんにこのフィルムを知って欲しいと思い、今回はこれを使っていきます!


【フィルムカメラを使う時の注意点】

まず、私と同じように初めてフィルムカメラを使う人に注意してほしいポイント5個!


①フィルムを扱うときは丁寧に!

フィルムを巻き上げる時など力任せにやってしまうと途中でフィルムがちぎれてしまうことも💦
カメラを操作する時はゆっくり丁寧に!


②フィルムを入れたら感度の設定を忘れずに!

露出計のついているフィルムカメラは、カメラに設定したISO感度を基準に明るいか暗いかを判定します。

入れたフィルムと違うISOで設定してしまうと、写真が明るくなったり暗くなったりします。

③フィルムを入れたら裏蓋を開けないで!

フィルムを巻き戻す前に裏蓋を開けてしまうとフィルムが感光してせっかく撮った写真がダメになってしまいます(´;ω;`)


④手ぶれに注意!

フィルムカメラは当然のことながら、手ぶれ補正機能なんてついてません。

シャッタースピードを遅くする際はしっかり腕をホールドしてできるだけぶれないように。思っているよりぶれます。

ちなみに山田は結構ぶれました(笑) こんな感じに……。
んー、夜に撮ったのもありますがぶれすぎ(笑)

手ぶれ補正って偉大ですねぇ。


⑤撮影が終わったらすぐに現像へ!

フィルムは生もの」です! フィルムは年月の経過とともに劣化します。撮影が終わったらすぐに現像に出しましょう。

撮影後時間が経った後に現像をすると発色が悪くなってしまったり、色味が変わったりします。

【作例】

【まとめ】

今回初めて一眼フィルムカメラ Nikon FEを使っていきましたが、最初に書いたようにやっぱり露出計が入っているの便利すぎる!

ファインダー内の露出計にそって設定を変えればいいので、非常にわかりやすい! 設定を決める時に迷いがなくなるのはありがたいですよね。

また、絞り優先AEもめちゃくちゃ便利でした。

シャッタースピードをAutoにしてあとは絞り値(F値)を決めるだけで、カメラがシャッタースピードを決めてくれるのはシンプルで使いやすかったです。

でも私的には、せっかくフィルムカメラを使っているのだから、マニュアルで自分でダイアルをカチカチ変えてシャッターを切るのが楽しかったですね。

結果的に写真がぶれていたり、ピントがちょっと合っていなかったりしても、それはそれで一興ですよね。

フィルムを巻き上げて撮っていく感じや、昔ながらのシャッター音はかなりテンションの上がるものでした!

また、フィルム独自のざらざらした質感の写真も中々癖になりそうですね。

「フィルムカメラって難しそう」と思っていても、Nikon FEのように自動露出等を搭載しているフィルムカメラもたくさんあり、中古で比較的安い機種もあります

ぜひ皆さんもフィルムカメラに挑戦してみてくださいね♪