CP+2025会場レポート【パナソニック編】

こんにちは、京都店の亀田です。

2/27~3/2まで開催のCP+2025の会場に行ってきましたので、現場より詳細をお伝えします。

まずは、直前にDC-S1RⅡが発表され今年の目玉の一つであるパナソニックブースから訪れました。

表構えは、S5MⅡから搭載され人気の機能のリアルタイムLUTを想起させるようなカラフルなブースの外観です。

入口付近にはなぜか特大のガチャガチャが。
今回ブース内の各コーナーを回ってQRコードを集め、アンケートに答えるとガチャを回してグッズがもらえるとのこと。
歴代の機種が一覧で見られるヒストリー展示コーナーや、現行製品を手に取って試せるタッチ&トライコーナー、そして昨年に引き続き期間中の連続配信耐久テストに挑戦する79時間耐久Recなどを回ってきました。
オプションサービスのエクステリア張り替え済みのS9も数台手に触れることもできました。
昨年は残念ながら数回止まってしまった耐久Recでしたが、今年こそ達成なるか!?といったところです。

ブースの壁には初日の時点で訪れた方々の応援のメッセージがすでに多数ありました。

長時間の戦いに挑むGH7。神々しいです。


それではそろそろ、今回の目玉製品LUMIX S1RⅡを見ていきましょう。

ちなみに今回はS1RⅡの実機トライは大盛況のため、整理券配布による人数制限ありとなっておりました。
S5Ⅱに引き続き冷却ファンもついています。
電源ボタンが後ろ側に寄ってきたことで親指でオンオフしやすくなりました。
モニターは自由度の高いチルトフリーアングルモニターを新たに採用
前機種のS1Rが2019年の発売だったので、実に6年越しの後継機となります。

ぱっと見のスタイルはS5Ⅱシリーズと近いですが、やはり細かいディティールにこだわりが見受けられます。

まずは、S1Rから引き続き丸形のアイピースを採用した約576万ドットの有機ELファインダー。
丸形ファインダーはやはりうれしいですね。何故と言われると答えに窮しますが、いまだにD800シリーズへの憧れから脱せずにいます。

ミドルクラスに位置づけられるS5で約236万ドット、その後継のS5Ⅱで約368万ドットですからここには上位機種のプライドを感じます。

そして、メモリカードスロットはCFexpressタイプBとSDHC/SDXC(UHS-II)のダブルスロット

S5ⅡはSDHC/SDXC(UHS-II)のダブルスロットですが、ここはやはりS1RⅡの注目の機能8K収録のためと言えるでしょう。

さらに現段階でもセンサー全域を使用するオープンゲート収録6.4Kが可能ですが、ファームアップにより8.1Kと7.2Kにも対応予定とのこと。

高画素ながらも動画機としての期待も高まるポイントです。

実際に触ってみた実感としては、スペック上重量はS5Ⅱの740gからわずかながらもやや増量した795gですが、グリップの握りもよくそれほど重さは感じません。

グリップはS5Ⅱよりもやや大きく改良されているそうです。
S5Ⅱから引き続き採用された像面位相差方式のAFも、新エンジン"L2プロセッサ"の効果も相まってか一段と高精度なものに感じられました。

そして、小さな点ですが嬉しいのは電源オフ時のセンサーガード機能。
他メーカーではすでに採用されていた機能ではありますが、LUMIXでは初搭載。
-10℃の耐寒性と合わせて初代S1の堅牢性を受け継いでいることが伝わってきます。

初代S1シリーズの1キロを超えるものの信頼感のある重厚なボディに比べると、やや華奢な印象を当初は感じましたが、実際に手に触れると初代の頼もしさをそのまま凝縮したような2世代目でした。

S1,S5等従来のSシリーズの買い替えはもちろんのこと、信頼性の高い高画素機として他メーカーからの乗換えの候補としても有力となりそうです。


以上、パナソニックブースより会場からのレポートでした。

余談にはなりますがQRコードを集めて回したガチャではLUMIX箸がいただけました。
これはかなりうれしいです。