CP+2025会場レポート【FUJIFILM編】

こんにちは~。編集長 中村です。

今年もやってきましたCP+!!

なんと今年は出展企業数が過去最多の120以上とのことで、例年以上の盛り上がりが期待されますね~。

我々ナニワグループ取材スタッフチームは初日の朝一から現地入りし、X(Twitter)を中心にいろいろと情報発信にいそしんでおりました。

そんなCP+初日に見てきたものを、ブログでまとめてレポートして参りたいと思います!

まずはわたくしが担当で見てきたFUJIFILMブースの様子からお届けいたします~!!

【新ブランドタグライン「愛おしさという哲学」】

今回のCP+に先駆けて、Xシリーズの新しいブランドタグライン「愛おしさという哲学」が発表されました。

以下ニュースリリースからの引用です。

今回新たに定めたブランドタグラインは、カメラを起点に生まれる、こだわりを追求することに対して感じる豊かさを“愛おしさ”と定義し、お客さまが“愛おしさ”を感じる一瞬一瞬に寄り添うものが当社デジタルカメラであってほしいという想いを込めたものです

ニュースリリース:新ブランドタグライン「愛おしさという哲学」
https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/12132

こちらの「愛おしさという哲学」というブランドコンセプトは、今回のブースでもフィーチャーされていました!

また、今回の新ブランドタグライン制定にともない、特別展示「愛おしさを哲学する写真機店」も期間限定で開催されるとのことです!

会場はDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY。約1か月の開催となります。
こちらの特別展示にて数量限定のXロゴ入りオリジナルTシャツも販売されるとのこと!

シンプルなデザインでかっこいいですね~!!

【撮影体験ブースの様子】

さて、それではさらにブースの具体的な展示内容を見ていきましょう。

まずは撮影体験ブースですが、中央には全長4メートルの巨大な「Xの時計台」がそびえたっています。

文字盤が「X」になっている!!

時計盤もXシリーズのダイヤルを模したものになっているとのことで壮観ですね~。
その隣では、ダンサーさんのパフォーマンスを撮影できる「~風と光のダンス~​​」ブースが設置されていました。

被写体認識AFの速度・精度向上によって動き回る人物も安々と撮影できるようになったのを体感できるようになっています!
なお、こちらの「~風と光のダンス~​​」ブースは動画性能についても体感することができるセットアップが用意されていました!

X-H2やGFX100IIなどにケージや外部モニターなどを装着したものが展示されていましたので、動く人物の撮影や風に揺られる布などを撮影することができましたね。
昨年の11月に発売されて非常に話題を呼んだX-M5も当然展示されていました。

こちらの新製品には最新のX-Processor 5が搭載されており、被写体認識AFによってカメラ任せで失敗なく写真を撮影することが可能になっています。

カジュアルにカメラを持ち歩いて生活の一コマを写すのが簡単になったのは本当に有難いことですね~。
また、X-M5と同じタイミングで発表されているXF16-55mmF2.8 R LM WR II・XF500mmF5.6 R LM OIS WRなどの新製品も展示されていました!

16-55mmF2.8IIのほうは従来のI型よりも大幅に小型化されて410gとなったのが嬉しいところです。

また、500mmF5.6は換算750mmの単焦点レンズながらも1,335gとこちらも軽量で、手持ちでの撮影の気軽にできそうなのが素晴らしい~!

【富士フイルムの歩みとXシリーズの原点】

ブース内には、フィルム・デジタルカメラ・レンズそれぞれすべて手掛けて製造している富士フイルムの歩みについて解説したブースがありました。

ここが非常に興味深かったです!
まずはフィルムメーカーとしての富士フイルムの歩みを振り返るような製品が展示されていました。

現在のXシリーズ・GFXシリーズに搭載されているフィルムシミュレーションは、まさしくフィルムを製造してきたノウハウがあればこそ作りえたものです。

ちなみにこの「写ルンです」は、富士フイルムではすでに2台しか保持していないもののうち1つを展示しているとのことでした。とても貴重です……!
次にカメラ製造の歴史。

カメラ本体のメカ的な部分はもちろんのこと、フィルムからデジタルに移行した時代にはセンサーの開発もフジは手掛けていました。
いまだに根強い人気のあるスーパーCCDハニカム

ちょうど「オールドデジカメ」ブームでもありますので中古品で出てきてもすぐに買い手が付く印象です。
なお、世界初の「画像データをメモリーカードへデジタル記録する」カメラを作ったのもFUJIFILM!

FUJIFILMはレンズメーカーとして世界的に業績を残しており、2017年にはシネマ用ズームレンズの開発技術を評価されてエミー賞(アメリカの放送業界で権威ある賞)を受賞しています!

こちらのトロフィーも実際に授与された本物を展示しているとのこと。すごい!
もちろん今でもフジノンレンズは映像・放送業界で高く評価されています。

様々なフォーマットで出されているフジノンレンズをフルに活用できる、現在開発発表中の新製品・GFX ETERNAも参考展示されていましたね~。
これら様々な技術が一つの形に集結したのが2011年のFinepix X100! これがXシリーズの原点です。

このような形でXシリーズの歴史がぎゅっとまとまって展示されていて、非常に見ごたえのある展示でした!

【チェキの新モデル・instax WIDE Evoも!】

チェキコーナーも非常に賑わっておりました。

ブースにはつい先日の2月6日に発売されたinstax WIDE Evoもあったので、こちらも実機触ってきました!
まずは正面こんな感じ。割とサイズ感は大きめです。

背面はこんな感じ。

ボディ左右についているダイヤルを回すと、スタイルを変えたりエフェクトを入れたりできるのでめちゃ面白いですね!
ボディ右下のクランクを回すと撮影した画像をプリントできるのですが、これはなかなかユニークな仕組み!

撮影するだけでも楽しいですが、操作することの楽しさも味わえるというところもこの製品の魅力かなと思いますね~。

【改めてFUJIFILM製品の魅力を体感しました】

という感じで、改めてFUJIFILMの歴史や製品を振り返ることができるブースでした!

新しいブランドタグライン「愛おしさという哲学」という方針が発表されたことで、今後Xシリーズがどのように展開されていくのか、どういう人たちの手に渡っていくのかが気になりますね~!!

CP+の後も、動向を注目していきたいと思います。

それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう~!!