こんにちは!渋谷店の渡邉です。
今回はCP+2025のLomographyブースのレポートをお届けします。
【Petzvalにムービー用レンズが登場】
今回Lomographyさんのブースで注目されていたのは新しく登場するjoseph Petzvalレンズでした。
以前よりArt LensシリーズでPetzvalの写真撮影用レンズは人気を博していましたが、今回新たにムービー撮影用のレンズが登場します!
昨年のアカデミー賞で11部門にノミネートした『哀れなるものたち』でリハウジングされたLomographyのPetzvalレンズが用いられたのが話題になっていました。
それを受けて、Lomographyさん公式でムービー撮影用に新しく作られたのがこちらのレンズだそうです。
焦点距離は24mm・35mm・55mm・80.5mm・135mmの5種類、マウントはミラーレス用のSony E/Canon RF/NIKON Zの3機種が用意されているようです。
ブースにてモニターで紹介映像が流れていましたが、まるで夢の中の1シーンのようなぐるぐるボケが魅力的でした!
ピントリングのローレット部がフォーカスモーターでかみ合わせやすいようになっているなど、かなり本格的なシネレンズ仕様です。
もちろんムービー用なのでフォーカスシフト(ブリージング)も抑えられているとのこと。
しかもなんと今回、本格的な映画撮影にも使えるPLマウント用のレンズも登場するようです!
今後、こちらのレンズで様々な映画が撮影されるのを期待しています。
joseph Petzvalレンズを使って撮影された映像はこちらを参考にどうぞ。
お次に、なんとLomographyから現像タンクが発売されるようです。
商品名はLomo Daylight Developing Tank 35mm
こちらはオールインワンシステムの現像タンクとなっており、フィルムカッターを内蔵しているのでパトローネを入れてリール巻きまでできてしまいます。
暗室やダークバックが無くても気軽に現像できるのは良いですね。
価格も11,000円ほどと安いので、本格的な現像環境を作れない方や初めて現像に挑戦される方におススメできる商品となっています。
また、あわせて紹介したいのがDigitaLIZA MAX
こちらはコンパクトながらオールインワンモジュラー式のフィルムスキャナーとなっています。
対応しているフィルムをスキャンするには自分でカメラを用意する必要がありますが、
対応しているフィルムサイズは35, 120, 110, 127まで対応しております。
127フィルムを使用するカメラを持っている身としては127にも対応してくれているのがとても嬉しい!
【Lomomatic 110に新色登場】

去年も紹介したLomomaticから新色が2つ登場しました。
金色と白の2つで金色のものは真鍮製で見た目だけでなく重量感もどっしりしています。
カメラ正面の刻印も4種それぞれ違っており、金色のものは重厚感がありクラシカルなデザイン、白色のものはシンプルながら可愛いデザイン。
ちなみに私はシルバーのLomomatic110を私物として購入していますが、まるで映画「バックトゥーザフューチャー」のデロリアンのようなデザインが気に入っています。
次に、新商品ではありませんがこちらも紹介!
【Lomograflok 4x5】
Graflok機構を搭載しており4×5カメラに装着して撮影できます。使用フィルムはInstax Wideフィルムです。
Graflok機構の4x5カメラをお持ちの人は挑戦してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】
という感じで今年もLomographyさんのブースを紹介させていただきました。
まだまだ紹介できていないカメラやレンズ等ありますのでいずれ私も使用してレビューができればと思います。
(個人的に35mmフィルムでショートフィルムを撮れるLOMOKINOをいつか試してみたい……)
それではまた次の記事でお会いしましょう!
最近先輩方にフィルムカメラの好みが把握されてきた渡邉でした。