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CP+2025会場レポート【COSINA・SIRUI・Tokina編】

こんにちは~。編集長 中村です。

CP+2025が閉幕してからすでに1週間以上経ちますが、なかなかレポート出せてなくて申し訳ございません……!

情報量が多すぎてなかなか整理できませんでしたが、ようやくまとまってきたので順次レポートにまとめてまいります。

どうぞお付き合いください~!

今回はサードパーティーレンズメーカーのブースを中心に情報をお届けいたします!

【COSINAブースの様子】

まずはCOSINAブースの様子です。

COSINAさんからは今回、CP+直前に超目玉商品が発表されております……!
Zeiss Otus ML 1.4/50です!

2014年に発売された一眼レフ用交換レンズ・Otus 1.4/55の後継がついに出ました!!先述の通り、前モデルのOtus 1.4/55は一眼レフ用の交換レンズでしたが、今回はミラーレスカメラ専用設計ということで名前に「ML」と入っています。

フルサイズ対応レンズで、マウント展開はSONY Eマウント・Canon RFマウント・NikonZマウントの3種類

それぞれ各マウントに最適化された光学設計になっているとのこと。

発売は2025年の5月予定!

なお、カウンターで実機も触れたらしいのですが、立て込んでいて時間がとれなかったので会場では実機ハンズオンかなわずでした……。

後日、デモ機をお借りできるとのことですので、その際に詳細をレポートできればと思います!
なお、同時に発表されたOtus ML 1.4/85も参考出展製品として展示されていました。

こちらは2025年11月発売予定とちょっと先の登場になりそうです。
続いてこちらも参考出展製品として注目を集めていたレンズ・PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8です!

こちらのレンズ、レンズ先端付近のリングを操作することで球面収差をコントロールできるとのこと。

NikonのDC Nikkor シリーズやCanonのRF100mm F2.8 L MACRO IS USMなどにも同様の機能が搭載されていますね。

今回展示されていたのはSONY Eマウント用でしたが、今後のマウント展開が気になります!
続いてこちらも参考出展製品のAPO-LANTHAR 28mm F2 Asphericalです。

これまでAPO-LANTHARシリーズは50mm・35mmが発売されていましたが、ついに待望の28mmも登場!

”フォクトレンダー史上最高性能”を謳うAPO-LANTHARシリーズのレンズですので、こちらも実写してどんな写りを見せてくれるのか楽しみですね~!!

余談ですが、タッチ&トライコーナーにマイクロフォーサーズレンズもありました。

クラシックなデザインのレンズが似合うOM-3も発売されたことですし、COSINAさんにはそろそろマイクロフォーサーズ用レンズの新製品も出してもらえると嬉しいな~なんて。

【SIRUIブースの様子】

続いてはSIRUIブースの様子です。

まず、4月発売予定の新製品・Vision Prime 1シリーズのシネレンズをご紹介いただきました!
このVision Prime 1シリーズのすごいところは、なんとマウント部パーツを交換してさまざまなミラーレスカメラに装着できるところ!

デフォルトではEマウント仕様になっていますが、RFマウント・Zマウント・Lマウントに換装することが可能です!!

焦点距離は24mm・35mm・50mmの3本がラインナップされていますが、いずれも開放T1.4と非常に明るいフルサイズ対応レンズとなっています。
なお、すでに海外ではクラウドファンディングのKICKSTARTERで早期購入を募集している模様です。

今後、海外の購入勢がレビュー等を公開していくと思いますので注視していきたいですね~!
そのほかに気になる参考出展製品として、オートフォーカス使用可能なアナモルフィックレンズの20mm T1.8(S35用)が展示されていました!

昨年11月のInter BEE2024にてすでにオートフォーカスアナモルフィックレンズ 40mm T1.8が発表されていましたが、新しく広角レンズがシリーズに追加されます!!

例えばわたくしのような動画撮影素人からすると、アナモルフィックレンズに興味はあってもマニュアルフォーカスでピントを合わせることに敷居の高さを感じてしまいます。

しかし、このオートフォーカスアナモルフィックレンズならばフォーカシングをカメラ任せにできるので、ちょっと使ってみようかな~と思いますね!
そのほか、昨年発表されて好意的な評判をよく見るAurora AF 85mm F1.4も展示されていました。

一般的に値が張ることが多いポートレートレンズの画角ですが、価格がそれなりにお手頃なわりに写りもAFも良いとのことで気になりますね~。

ちなみに、こちらのSIRUIブースにてあのシステム5 やまもんさんに遭遇しました!

システム5さんとはもともと弊社もお取引ございますので会社としては接点はあったのですが、やまもんさんにお会いするのは今回が初めてでした。

「いろいろご一緒しましょう!」とのお言葉いただきましたので、これからいろいろとご提案していければと思います!

【Tokinaブースの様子】

最後にTokinaブースの様子です!

例年ですとKPI(ケンコープロフェショナルイメージング)さんのブースにTokina製品が展示されていることが多かったように思いますが、今年は単独でのブース出展です!
新製品としては、atx-m 11-18mm F2.8(Fuji Xマウント)が展示されていました。

2022年にEマウント版が発売されておりましたが、このたびXマウント用のものも登場したかたちになります。

35mm換算で約16-27mm相当とかなり広角側をカバーしながらズーム全域でF2.8通しと優秀なスペックですね!
ちなみに今回の製品からファームウェアアップデート用のmicro USB端子が設けられています。

マウントの内側についているのでゴミやホコリの侵入しづらそうなのは良いですね!
壁面のショーケースにはシネレンズも展示されていました。Tokinaが誇るVISTAシリーズですね! 

イメージサークルが46.7mmと大きく、フルサイズよりも大きなVistaVisionフォーマットをもカバーしています。

なお、最下段に並んでいるのはつい先日2月18日に開発発表されたのVISTA-Cシリーズ。

往年の有名なクラシックレンズからインスピレーションを得て設計されており、「モダンクラシック」な写りを実現しているとのことです!
ちなみにTokina VISTA 85mm T1.5が装着されたRED V-RAPTOR XLも展示されていました!!

う~んとってもシネマティックな画です……!

【さいごに】

という感じで駆け足で3メーカーをご紹介いたしましたがいかがでしょうか?

今年のCP+は出展企業数が過去最大規模ということで急いで各ブースを回らなければいけませんでしたが、ちょっと見ただけでも面白い展示がたくさんありましたね!

それでではまだまだ会場レポート続きますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします~!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。また次回のブログでお会いしましょう~!!

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