こんにちは~。編集長 中村です。
いよいよCP+レポートもあと数本で終わります……。毎年のことながら、長々とお付き合いいただきましてありがとうございます!
今回はケンコートキナーさん、マルミさんのブースにお邪魔してきたレポートでございます。
【ケンコートキナーブースの様子】
さて、まずはケンコートキナーさんのブースにお邪魔しました。
入り口には特殊効果フィルターが多数展示されてあり、今回のイチオシはこのあたりのようで
そのなかでも気になったのがこちら、2024年12月に発売されたフィルターのRAINBOW HALO!
レンズに装着して撮影すると虹色の丸いゴーストを発生させて不思議な感じの写真が撮れちゃうやつです。
デモ用にカメラ・レンズに装着された状態で展示されていたので触ってみましたが、強い光源に向けるとこんな感じでまん丸のゴーストが発生します!
発売早々に品薄がアナウンスされていましたが、確かにこれは面白いし売れるのが分かりますね~。
続いてご紹介いただいたのは、こちらの二眼レフ風トイカメラ。PIENIFLEX Mです!
こちらの製品、なんと……
ピントフードが展開できます!
しかも……
中には液晶モニターが!!
かなり本格的に二眼レフっぽい仕上がりになっています!
ちなみに、2020年にも二眼レフ風のトイカメラ「PIENIFLEX」がケンコートキナーさんから発売されていました。
こちらの「PIENIFLEX」にピントフード開閉機構と液晶モニターを備え付けたのが今回の新製品「PIENIFLEX M」です。
再現度もさることながら、液晶モニターでライブビュー撮影できるようになったので使い勝手も上がっていそうですね~!
ちょっと欲しくなってしまう……。
ちなみに、いつもお世話になっているケンコートキナーの営業さんからスリックブースもご紹介いただきました。
見せていただいたのは、アルカスイス互換プレートを採用した新製品・ライトカーボン E74 II ACおよびライトカーボン E73 II ACです!
昨今では三脚座やL字プレートなどがアルカスイス互換の仕様になっていることが多くなり、雲台もアルカスイス互換の規格になっている物が多くなりました。
そのような昨今の動向を汲んで、スリックさんのほうでもアルカスイス互換規格の製品を発売されるようです。
プレートの向きを回転させて縦横の変更ができますので、アルカスイス互換のベースプレートなどをカメラに装着していてもそのまま装着可能なのがいいですね!
【マルミブースの様子】
続いてはマルミさんブースにお邪魔してきました。
こちらもフィルター類を主に製造・販売されているメーカーさんですが、今年はどんな面白いフィルターが見られるのでしょうか?
今回、参考出展製品として展示されていたのはフォーカスエイドフィルターというもの。
主に星を撮る時に活躍する製品で、手動で星にピントを合わせるのを補助してくれるフィルターとのこと!
装着すると星にクロスフィルターのような線が出るのですが、この線の出方でどこにピントが合っている状態なのかを一目で判断できます。
しかも、ねじ込み式ではなくマグネット方式でフィルターを着脱できるため、ピントを合わせた後にワンタッチで邪魔にならずフィルターを取り外すことが可能!
これはかなり便利なのではないでしょうか?
マルミさんは2024年6月に光害カットフィルター・StarScapeをマグネットシステム化したマグネットスリムStarScapeアダプターを発売していますが、これにももちろん装着可能ですね。
マグネットタイプのソフトフィルター系も装着可能で、しかも薄くてケラレづらい。
星を普段撮らないわたくしからしても非常に魅力的に見えますね~!
【さいごに】
便利な撮影アクセサリーとして実用性の高いフィルターや、一風変わった写真が撮れる特殊効果系フィルターなどいろいろな製品を見られて非常に楽しかったです!
カメラやレンズを買うのよりも安価にいろいろな撮影にトライできるようになるのはフィルターワークの良いところですね~。
ちなみに、当然ですがフィルター製品を取り扱う企業さんはたくさん出展していた(例えばいま動画界隈で人気のNishiさんとか)のですが、時間なくて今年はあまり見られず残念でした……。
限られた時間の中で最大効率で回れるよう、来年ももっともっと頑張ろうと思います~!
それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう~!