今回ご紹介する場所は、大分県竹田市百木にあります
音無井路円形分水です。
1934年(昭和9年)完成。
当時、水路の延長工事を行ったものの、周辺の組合員が水量の分配を巡って争いが絶えなかったそうです。
その為、適切な分配を行う為に円筒分水が作られたそうです。
サイフォンの原理で水を浮き上がらせ20箇所の枠から均等に流れ出る水は迫力があります。
大分県内にはこの他2か所同じ様な円形分水があり、全国には30ヶ所あるそうです。
この音無井路円形分水は道路のすぐ脇にあり、駐車場もありとても解りやすい場所です。
夏は涼しげな水の流れを見に行かれたらどうでしょうか?