100台以上のコレクションを50台にスリム化
現在、カメラを何台持っていますか。
いま持っているのは約50台。
うち10台がデジタルで40台がフィルムです。
以前は、100台以上、持っていましたが、最近カメラのナニワに50台ほど売りましたので。
カメラは「集める」ことの方が好き しかし…
カメラ蒐集が趣味なのですか。
そうですね、撮影もしますが、どちらかというと、カメラそれ自体のデザインやメカニズムに魅力を感じる方です。
いちばん好きなのはオリンパス、次はPENTAXです。どちらも小型のボディの中に、精巧な機構が内蔵されている点に惹かれます。
カメラ蒐集を始めたのは15年前です。レモン社のことは、友人と情報交換する中で、「あそこ良いよ」と紹介されて知りました。さっそく行ってカメラを一台買いましたが、そのときのやりとりで、接客担当の方に深い専門知識があることが分かり、好印象を持ちました。それ以来、カメラは、ほとんどレモン社で買うようになりました。
私は、何でも「集めること」が好きなようです。本も数千冊、持っています。CD(またはレコード)やDVD(またはレーザーディスク)も数千枚以上。洋服も100着近くあります。
集めるのが好きなので、基本的には貯め込みます。売りません。数年前にレモン社から「買い取りもやってます。売れるカメラはお持ちですか」と案内を受けましたが、売る気はなかったので、丁重にお断りしました。
しかし、最近になって、そのコレクション生活も、ついに、やめなければいけなくなりました。
ただいまコレクション全体のスリム化計画を進行中
「コレクション生活をやめなければいけなくなった」とは具体的には?
家族から「いいかげん、モノを減らしてほしい」と強く求められました。妻からは「ウチだってそんなに広くないんだし、孫だって来るんだし、もうちょっと人が過ごして心地良い空間にしましょうよ」と言われました。
私としては、自分が買った物は、いつまでも手元に置きたかったのですが、そうわがままも言えません。カメラ、本、CD、DVDなど、すべての蒐集物をトータルに減量することになりました。
ただいまスリム化計画の真っ最中です。カメラのナニワにカメラを売ったのもその活動の一環です。
カメラのナニワに50台を下取りに出す
カメラのナニワのことはどこで知ったのですか。
その頃、レモン社からダイレクトメールが届いて、その中に「カメラのナニワでカメラの買い取りを承っている」という旨が書いてあり、「ふうん、カメラのナニワというのはレモン社の親会社なのか。まぁ、ここでいいだろう」と思い、さっそく電話しました。
電話対応は、淡々としていて良かったです。わたしは電話対応に情緒的な共感は求めません。普通に対応してくれればそれで良いと思う方です。
その後、段ボールやプチプチなどの送付キットが送られてきたので、それにカメラ50台を詰め込みました。
カメラを梱包しているときは、「また誰かに使われるかも知れないんだし、輸送中に壊れるのはいやだな。いままで大事に使ってきたカメラなんだしな」と思い、余分な新聞紙を念入りにつめこみました。
段ボールは計5箱になりました。運送会社の人が運び去った後は、「ああ、いっちゃったんだな」と少ししんみりしました。
その後、査定額の知らせがありました。「それでいいです」と答え、作業は完了しました。
先輩ユーザーからのアドバイス
これからカメラを下取りに出そうと考えている人に「ある種の先輩ユーザー」としてアドバイスなどあればお聞かせください。
「売ると決めたら、売る。後ろを振り向かない」のがいいと思います。カメラは自分の手元から離れますが、また次の誰かが使ってくれるわけですから。
カメラのナニワさん、今回はありがとうございました。これからもがんばってください。
これからカメラを下取りに出そうと考えている人に「ある種の先輩ユーザー」としてアドバイスなどあればお聞かせください。
ー本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。